アメリカドライブ旅行-南西部横断:いろいろなテキサス
テキサスといえばみなさんどんな場所を想像されますか?バーベキューのメッカで油田もあり西部劇の舞台にもなるしカウボーイハットやブーツの人がうろうろしている典型的なアメリカ―ってイメージでしょうか?
アリゾナ州になるセドナのボルテックスで地球から噴き出すパワーをたっぷり堪能したあとはお隣のニューメキシコを通過してテキサスに向かいました。仕事では何度も来ているテキサスですが、ロードトリップで訪れるのは初めて。空港と出張先の都市を往復するだけだったので、どんな景色に出会えるのかとても楽しみでした。
西部劇の舞台みたいなRVパーク
テキサス初日はバンフォーン(Van Horn)というとても小さな村にあるRVパークに宿泊しました。到着したときは暗くてよくわからなかったのですが、朝起きてみたら西部劇の舞台になりそうなテキサスっぽいRVパークでびっくりしました。前日のどんより曇り空が嘘みないな快晴でワンコたちと隅々を探索してみました。
歴史的な街、サンアントニオ(San Antonio)
思い切りテキサスぽいパークを後にして、サンアントニオ(San Antonio)へ。18世紀にスペイン人の宣教師たちによって建てられたテキサスで最も古い街で、最初はスペイン、そしてメキシコになり、テキサス共和国になり、そして19世紀の半ばにアメリカ合衆国の一部になったといういろいろな歴史が積み重なった街でもあります。ちなみに今でもテキサスにはアメリカ合衆国から独立したいと運動している人たちが存在しています。
サンアントニオの市街地には古い建物もかなり残っており観光名所は多々ありますが、なんといっても目玉はサンアントニオ川沿いにある遊歩道、リバーウオーク。レストランなどが立ち並ぶ川沿いをゆるゆると歩いてみました。
リバーウオークのまわりは古い市街地で屋外シアターがありました。この日の出し物は南北戦争が題材だったようで、当時のコスチュームを着た人たちがうろうろしていました。
テキサスの海辺リゾート、サウスパードレアイランド(South Padre Island)
翌日はサンアントニオからさらに南下した海辺のリゾート、サウスパードレアイランドへ。このテキサス湾に面したリゾート、実は学生たちが春休みのハチャメチャパーティのために訪れるところとして全米でも名の知られたスプリングブレイクのパーティタウンでもあります。
サウスパードレは冬のウインドサーフィンのメッカなので、旅の一番の目的地だったのですが、風が吹かなかったので結局2日ほど滞在して引き続きロードトリップを続けることになりました。
真っ白な砂浜と遠浅の海岸を思う存分走り回るワンコたち。サウスパードレはワンコたち、特に海が大好きなくまにとっては旅のハイライトだったのではないかなあと思います。
南国チックなRVパーク
バンフォーンで泊まった西部劇風なRVパークとは一転してサウスパードレのRVパークはヤシの木が立ち並ぶ南国風。こちらのパークもやはり巨大でさすがテキサス、どこへ行ってもスケールが違うなあと思わせてくれました。
こちらのパークに2泊してつかの間の南国をたっぷり楽しむことができました。さすがは南のリゾート、12月でも半袖で十分なくらい暖かい!オフシーズンなので人がほぼいなくてビーチは貸し切り状態でした。
その代わりリゾートのほとんどのレストランは冬季休業で少しドライブしてメキシコとのボーダータウンへ行ってみました。メキシコ国境の街に行けばかならず出会える本格的なメキシコ料理のお店、実はリゾートのレストランよりは安くてずっとおいしかったりします。
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