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「畑を耕すことは未来を耕すことである」

という格言をご存じですか?

今、僕が勝手につくった格言なんでご存じないと思いますが(笑)、畑って大事だなぁ、家庭菜園って大事だなぁとつくづく思うこのごろです。

放射能汚染や食材の偽装問題など、食の安全性についてあらためて考えさせられる場面が多いなかで、安全なものを安心して食べたいし子どもたちにも食べさせたいと思うのは皆さん同じ気持ではないでしょうか?

それをかなえる身近な方法の一つとしてお庭の一部に家庭菜園をつくって“自分たちで食べるものを自分たちでつくる”という方法があります。

いきなり広大な畑で自給自足!は無理だとしても、自分たちのライフスタイルに合わせて無理のない範囲の広さからはじめることは出来ると思います。一坪のスペースでも四季を通してなんと20種類近くの野菜を収穫することも可能なんですよ。

食べ物を買うという方法以外につくるという方法も子どもたちが知ることは、これからますます大切なことになってくる気がします。

畑を始めるのは春のイメージがありますが、冬の時期に土作りをしていくと春に植えた作物はより元気よく育ちます。

深く掘った土を冬の寒さにさらすことで、土の中に空気をたくさん取り込むことができ、水はけもとても良くなります。また、病気や害虫も寒さで駆除できるので、土の状態がとても良好になるわけです。

寒さに耐えて作業するのは億劫な気もしますが、運動不足になりがちな冬にはいい運動になりますし、真剣にやると汗ばむくらい体が温まります。

冬の外遊びぐらいの感覚で子どもたちとスコップや鍬を手に庭に出て畑仕事するのも楽しいものです。


*「にらめっこ」 2014年 1月2月号 掲載 に加筆修正

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