7月20日 家計簿ダイエット
人間は欲深い。
大学生の時、お金の勉強を始めた時に一番最初に印象に残った言葉。
「パーキンソンの法則」
"支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。”
今よりも収入の少なかった大学生の時にすでに知っていたはずなのに。
気がつけば、おにぎりは一番安いツナマヨではなく大好きな少し高い方のしゃけ、体の痛さも我慢して乗っていた夜行バスは新幹線に変わり、追加料金の座席指定はせずに乗っていたLCCは課金して気を使わない席になっている。
怖い。恐るべきパーキンソンの法則。
ただ、この人生において唯一変わらない金銭感覚のものが二つだけある。
1つ目は、ダイソーで売っているものは絶対に他では買わない。
切れ味の悪い包丁でも、イライラしながらダイソーの物を使っているし、ハサミやペン、エコバックなど、ダイソーに売っているものを他の定価で買うことだけはなぜか許せない。使い勝手よりも、勿体なさに感情が反応してしまう。ダイソー万歳。
2つ目は洋服。ファッション。
ファッションにはかなり強いこだわりがあって、
トップスは980円まで。(基本は580円)
ボトムスは1280円まで。
それを少しでも超えると胸がザワザワする。買う気になれない。
2500円以上の服を買うときなんかは、それこそ清水の舞台を飛び降りる気分になる。数年一度しかない。
なんでなんだろう。飲み代なら快く一万円くらい払ってるのに。
なんか、恥ずかしい服を着るのは嫌なんだけど、絶対に服にはそんなにお金を払いたくない。
ユニクロがファストファッション??????
ユニクロは高級品だろがーーい!!!!!
と思うまである。
でも、多分、一般的には普通な服を着ていると思うんだけど、でも、これをこの値段で変えることを知ってしまっているから、それ以上のお金を払う気にはならない。
ああ、そういうことか。
人生、知ってるか知らないか。
自分の見てきた当たり前がなんなのか。
そのデフォ設定が必要なんですね。
ダイエットの師匠にも何度も言われた。
自分の当たり前の基準を変える。
今の自分が当たり前なら、痩せてもすぐ元に戻る。
痩せている自分が当たり前で、今が異常事態なんだ、と腑に落ちた時にダイエットは成功する。(成功するというか通常に戻る)
自分の当たり前を設定する。。。
自分の本当に好きなことに、自分の理想の当たり前を設定するために、改めて物事、お金の優先順位をつけていかないといけないな、と思った。
”無駄”な出費は別にないんだけど、
自分のこれからの理想の人生考えるとなくても良かったな、っていうのはある。
「節約」ではなく、価値観の「見直し」
『家計簿ダイエット』してみようかな。
と思ったそんな夜中の家計簿管理の時間でした。
p.s.「梅蘭」というお店を4年前に知り、色々なショッピングモールで何度も出会ってきたのに、やっと、初めて食べました。味は、普通に美味しかったけど、4年分の思いが乗っかっているので格段に美味しかったような気がします。「すぐに手に入れない」という焦らしプレイでお値段以上の価値を創造するのも悪くないかもしれない。(?)
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