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『十牛図のワーク・第八図』宇宙意識を旅する ②水星〜太陽|裏の畑Body work部

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」。わたしは後半のBody work部で『十牛図のワーク』を担当しています。前半の美術部の様子はこちら↓


3月21日。春分の日。
太陽の力強さをすごく感じる日でした。いよいよ陽の力が陰の力にまさり、ここまで水面下で醸造されてきたことが現実の世界へと注がれていきます。この日はまず最初に、庭に出て体をほぐし、前々回つくったビジョンサンクチュアリのイメージを呼び起こしながら四大元素を感じるワークを行いました。

↓前々回の記事はこちら。


そしてこの日は十牛図第八図の2回目です。

牛とはぐれ、追い求め、対峙し、二人で協力してたどり着いた「家」という夢とビジョンが叶った世界を表していたのが第七図でした。第八図では、その家を捨てより広大な精神世界へ開かれていきます。

シンプルな円相のみで表された第八図。ここはすごく見解が分かれるところで、わたしも一番初めに十牛図を見た時いまいちピンと来なかった部分でした。けれど、地上での成功や地位や名誉などの世俗を捨て、自分の人生そのものの意味を探究し始めるというのはまさにバイオグラフィーワークだな…と思い、ここで月から冥王星までの瞑想を入れ込むことにしました。

2回目のこの日は、水星〜太陽へと進みました。
春分だったので、太陽までの誘導瞑想がすごくやりやすかったです。
友愛やコミュニケーションなどの意味を持つ水星、美や好奇心などの意味を持つ金星、そして人生の目的・太陽。それらをイメージの中でたどりまた戻ってきた時に見えた月(幼少期)の印象は、はじめて月に触れたときはまた違った趣を持つのではないでしょうか。これが大人になるってことなのかなぁと個人的に思っています。

次回は個から社会へひらかれていくフェーズ・火星、小惑星、木星、土星へと進みます。

写真提供:寺子屋てらこのゆかりさん。


5月21日からはこちらでやっているような惑星の誘導瞑想ワークを、4ヶ月間かけて掘り下げてやっていきます。ご興味のある方はぜひご参加ください♪

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