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048. 革命の地、ヴィジーユの自由の女神はいま何を思うのだろう?


bonjour!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。

2020年2月某日。
仕事が早く終わった夫と待ち合わせをして、バスに乗ってヴィジーユの街へ出かけてみた。

毎日毎日、子供と近所をお散歩するだけでクタクタになっていたけれど、アクティブな友人に感化されてちょっとずつバスを使って遠くまで足を伸ばしてみるようになった。


この日は娘のおやつのためにIKEAで途中下車。

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バス停からエントランスに続くこの橋?がお気に入りで全然進まない・・。

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窓からの眺める山々が美しい、グルノーブルのIKEA。

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だけどさすがチェーン店。

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どこの国へ行ってもレイアウトは基本的に同じなので、日本でIKEAに行くと未だにフランスに戻ってきたような気がしてしまう(笑)。

夫に連絡をすると今日は仕事が早く終わりそうとのことだったので、待ち合わせてちょっとバスに乗って遠出してみることに。


枯れ木の立ち並ぶ山道をバスに揺られながら、なんだか時代を遡るような不思議な気持ちになった。そして、バスはグルノーブルとはまったく雰囲気の違う街へ入っていった。

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ここはヴィジーユという街。フランス革命と縁がある土地のようだ。
「なんだかイタリアの匂いがする」と夫が言った。たしかに、いつも住んでいるグルノーブルとは空気が違う気がした。

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奥にある建物はフランス革命博物館。この日はもう閉館していたので残念ながら中へは入れなかったけれど、次にまた娘と来てみよう。

わたしはビビリというか、かなりの方向音痴なので、一人だったらいいけれど、たぶん娘を連れてこんなに遠くまでバスで来ることはない。ということを夫はよくわかっていて、時間ができるとこうして遠くへ連れて来てくれて行動範囲を広げてくれた。ありがたし。


フランスには至るところに、マリアンヌ(Marianne)という自由の女神像があります。マリアンヌは自由・平等・友愛をかかげるフランス共和国の象徴的存在。国の象徴が強く美しい女神というところにフランスらしさを感じます。

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あっという間に日が暮れてしまった。ヴィジーユの自由の女神は、この世の中を見渡して、いま何を思うのだろう。

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