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055. 白銀の世界の太陽と越えられなかったイタリア国境


bonjour!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。
今日は、2021年2月上旬にドライブしたシャモニー山の美しい光景を写真と共にご紹介します。

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向かうは、イタリア・トリノの方向。
シャモニー・モンブラン。

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雲一つない青い青い空に出迎えられて。

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ぐんぐん車で登っていくと、だんだんに雪化粧した山肌があらわれてきます。

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どんどん真っ白な世界へ。

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山肌もゴツゴツと雄大に。

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すっかり白銀の世界に覆われた中に、ポツンと小さな一軒家。

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白銀の世界をギラギラと照らしてくる太陽。

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スキー場らしき場所に到着しました。

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ちょっと建物の中で休憩。チョコレートと軽食をとったような気がします。
そこに置いてあったテレビが、この近くでコロナウィルスの感染者が出たというニュースをうつしていた。

ドキッとしました。ついに私たちの身くにもやってきたのだなぁと。

この頃はまだアジアの病気でしょう。という認識からイタリアに感染者がどんどん確認されて、ここフランスにも徐々にその足が忍び寄ってくる音が聞こえはじめた頃だった。


以前は「魔の山」として恐れられていたシャモニーモンブラン。
1978年8月8日に医師ミシェル・ガブリエル・パカールと水晶採掘人ジャック・バルマの2人が初の登頂に成功して以来、リゾート地として開発が進みます。


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パラシュートみたいなものをつけてスノーボードを楽しんでいる方が沢山いた。今や、冬のスキー、夏のハイキング以外にも、パラグライダー、ハングライダー、ロッククライミングなど、ダイナミックな自然を舞台にしたスポーツが盛んに行われています。


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ここからさらに進むとイタリア・トリノ。
ものすごく行ってみたかったけれど、だんだんと日が暮れていく。
夜の雪山の運転はリスクが高そうだし、先ほどのニュースも気がかりだ。
泣く泣く引き返すことを決意。

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さようなら。

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美しい白銀の太陽。そして、憧れのイタリアの地。

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車を走らせ、白銀の世界から人々の生活の匂いのする世界に戻ってきた。

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出発する頃広がっていた青い空にはすっかり黄金色の夕日色に包まれていた。

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