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根っこの熱源につながろう

陽熱ようねつ至極しごくし、また日の長きのいたりなるをもっなり
-暦便覧-


夏至は陽の頂点に達し、内側の熱源に触れる時です。ここを折り返し地点に昼は短くなり、夜は長くなっていきますが、しっかりと折り返すことができるかどうかは、陽の頂点までしっかり登り切ったか、内なる熱源にちゃんと触れられたかにかかっています。

冬至から夏至にかけてためてきたものは、
吐き出し切りましたか?
出し惜しみはないですか?

陽は外に押し出す力。呼吸では吐き出すこと。吐き切る深い呼吸を続けると身体中がくまなく熱くなっていき、内なる熱源に触れる感覚が得られます。また、しっかり吐き切るとその分、吸うという陰の力を使うことができます。

夏至につづく小暑・大暑の暑さは夏至の時期に触れた熱に応答するようにやってきます。その時暑さに負けず、新しい熱として迎え入れられるかは夏至のあり方にかかっています。

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