098. 中秋の名月とセレンディピティ
一日一描。
中秋の名月ですね。
今日は、呼吸法のエクササイズをやってから描くことにしました。
身体を動かして整えてから描く、という形が日常使いになったらいいなと思っていたのでちょっと嬉しいです。
整体と気功を合わせたエクササイズなのですが、ストレッチとか筋トレよりも内観のワークが好きなわたしにはぴったり。
今日は邪気呼出法、というみぞおちに手を当てて邪気を出し切る呼吸法を行いました。邪気というと字体的にちょっと怖い感じがしますが、著者の長谷川浄潤さんはこのように述べています。
この呼吸法には「邪気」という名前がついていますが、邪気とは「体内に停滞した気」のことをさしています。たとえ良い考えでも、それに縛られて滞りが生ずると邪気になりうるのです。
邪気呼出法、何度か行うと、不思議と肩やみぞおちが緩んできて、あくびが出始めます。そうしたらエクササイズ終了です。
一日一描もいよいよ98日目。
昨今、「習慣は良きもの」とされる風潮があるように感じるけれど、続けていくことは、そこで得られるものもあると同時に、ある種の拘りも一緒に生む感覚を得る。
半乾き状態の絵を扇風機で乾かしていたら、後ろに影が映り込むことに気がついて遊び出す。セレンディピティから広がる楽しさ。
時には、あくびしながら、いつもでも始めることができ、いつでも変えることができる。そしていつでも終わらせることができる、という感覚を大事にしたいなと感じる今日この頃。
今夜は晴れることを願って、娘とお月見団子を作ります。
みなさま、よき月夜をお過ごしくださいね。
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