大人になったわたしと、心の中の小さなこども
9月5日は「チャクラワークで巡る自分史トラベル」の第一回目の体験会でした!
今日はそのふりかえりも兼ねて記事を書いてみます。
体験会ではまず、わたしの方からバイオグラフィーとは何か?というお話をさせていただきました。
バイオグラフィーって、日本ではあんまり聞き馴染みのない言葉ですよね。
日本語では「伝記」と訳されることが多いのですが、伝記ってなんだか歴史に名を残したすごい人の本、みたいな印象がないでしょうか…?
しかし、バイオグラフィーとは、その人が生きた歴史のこと。だからわたしは「自分史」という言葉の方がぴったり来るなあと思っています。
そして、その自分史(バイオグラフィー)を振り返る時に、シュタイナーの7年周期説という考え方を使います。詳しくは本講座の方でお話しする予定なのですが、ざっくりいうと、人間の発達は7年で節目を迎えるんだよ、ということです。
そして、それは太陽系の星々の並び方と関係があるとシュタイナーはいいます。さらに、チャクラにも発達年齢というものがあって(0〜7歳は第一チャクラというように)、それも見事にこの図と対応している、というのがとっても面白いところ。
シュタイナー思想とインドの哲学。
全然毛色の違うように見えるこの二つが、根っこの部分では繋がっているのですね。だから、チャクラワークとシュタイナーの考えに基づいたバイオグラフィーのワークはとっても相性が良い!と思うと同時に、今までありそうでなかった組み合わせだなとも感じ、個人的に、とってもとってもワクワクしています…!
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ワークの方では、まず、岡野やすこさんの方からたっぷりと第1〜第6チャクラを感じ、活性化させる動きをリードしていただきました。
地表に近い獣のような動き(第一チャクラ)から水の流動性を経て(第二チャクラ)、ぴょんぴょんと跳ね、大声で笑い、内側で燃え上がるパッションや笑いの力を感じ(第三チャクラ)。
大切な人に思いを馳せていると自然とハートが開き、それを他者に受け渡していく(第四チャクラ)、そして徐々に外側に放っていた衝動や声の力が、音をなくしても心の内側にしんしんと響き(第五チャクラ)、パワフルに内側からわたしを変えてゆく力となって、それがだんだんと透明になって真っ直ぐ先を見通す力になる(第六チャクラ)。
そんな、一人の人間の生涯にわたる発達を一気に体験できたような、本当に豊かな時間でした。
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その後は、わたしの方にバトンを渡してもらい、誘導瞑想の時間。
この日のテーマは「大人のわたしとして、月とどう付き合うか」。
このテーマについて詳しくはまた別の記事に書こうと思うのですが、月の豊かな世界観に触れようとか、大切なものを取り戻そう、などと言うよりは、「大人になったわたし」の目線からその子がどういう風に見えるのか、継続的に関係性を築いていく第一歩としてどんな関わりを今したら良いのか、という点を大切にしました。
余談ですが、実はわたし、こういう場に立つ時ちゃんと用意しないと不安なタイプでした(ちゃんとやらなきゃ!という子どもが内側にいる)。この日にやる誘導瞑想のストーリーも、前々からずっとシュミレーションして台本を書いていました。
けれど、第三チャクラのワークで、大声でワハハハハ!と豪快に笑ってぴょんぴょん跳ねているうちに、心の中に「つまんない!予定調和なんて、そんなのほんとにつまんない!やめたやめた!!」という声がやってきて(これもまたわたしの中にいる子どもの声ですね)その間で、さてどうしよう、となっていたのでした。
結局、誘導瞑想の導入の部分だけは丁寧にやりたかったので、書いてきた台本に添いつつ、それ以降は台本のことはぜんぶ忘れて、その場にただただ身を置き、そこにいる方と、この場の空気と繋がって、即興的に出てくるストーリーにただただ身を委ね続けることにしました。
やすこさんが、前半部分で丁寧にチャクラワークをして下地を整えてくださっていたのもあって、ストーリーは川のようにサラサラと流れていきました。それはまるで、娘がまだ言葉を持たない頃に即興的に毎日作って聞かせていたお話のようで、とても懐かしい気持ちになりました。
月期(0〜7歳)の自分に会いにいき、太陽期(21歳〜42歳)を経験した(もしくは経験中の)わたしが彼らとどのような関係が築けるだろうか。
心の中に日々たくさんたくさん夢もやってみたいことも湧いてくるのに、まだ自我が未発達で現実の経験がないゆえに、地球でそれをどのように実現したら良いのかわからない幼い頃の自分。
一方、自我が育ち、現実での振る舞う理性を知ったがゆえに、枠を超えた自由な発想や無茶な挑戦がだんだんとできなくなった大人の自分。
そのどちらもが大切な自分、なのですよね。
大人として生きているゆえに、どうしても後者が優位にはなるけれど、等しく、わたしの中にいる大切な存在たちです。
子どもの頃は、思い描いたことを現実に形する術を、周りの大人に頼らざるを得ませんでした。けれど、今、大人になった私たちは、その幼い自分のリクエストに、直接答えてあげることができるようになりました。
それって、本当に素敵なことだなって思うのです。
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両者が、幸せな関係を築いていけますように。
その祈りながら、言葉を紡ぎ、誘導瞑想を終えました。
ちょっと今日は、心の中の小さな子どもと、離れがたいな、と感じつつも…。
最後は、先ほど出会った大切な彼らに、メッセージをかきました。
ご参加された皆様、この日書いたメッセージはどこかへそっとしまっておいて少し時を寝かせたら、ぜひ再び見返してあげてくださいね。きっと新しい発見や問いかけがそこにあるはずです。
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