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030. お出かけクロッキーとかき氷。


100日間絵を描き続けるプロジェクト、一日一描。

夏休みの期間は、「子どもとの言葉を介さないコミュニケーション」をコンセプトに毎日絵を描いています。

秋の虫が鳴いて、涼しい風が吹いてきて、
「夏も終わってしまうね、もうすぐ幼稚園がはじまるね」
なんて話していた矢先。

今日むすめの幼稚園から9月12日まで休園が決定したと連絡がきた。
休園かあ。
またしばらく、大好きなお友達にも先生にも会えないんだね。

彼女たちは言葉なく、受け入れざるを得ないわけなんだけれど、
この状況に何を感じ、何を思っているのだろう。
といつも考える。

今日はちょっとお出かけして、クロッキー。

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お出かけした先で目についたものをささっと描く。
目についたものの第一印象をフレッシュなまま、写し取るように。


花火も盆踊りも田舎帰省もプールも、旅行も、キャンプも、
何も夏らしいことがなかった夏休み。

まぁ、それらは「私たち世代の夏休み」であって、
そういう夏休みをあまり経験していない彼女たちにとっては、
必ずしも必要な要素ではないのかもしれないのだけれど。

だけどやっぱり、何か夏らしい思い出を残してあげたいなと思ってしまう。
子どもたちにとっての一年は、夏休みの記憶は、ものすごく尊いものだから。


今日は夫が近くのお茶屋さんのかき氷を食べに連れて行ってくれました。

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ドヒャー!

自分の広げた手よりも大きな大きなかき氷。
一生懸命頬張るのだけれど、とけた氷がシロップと混ざり、透明の器の中でみるみるカラフルな池になっていく。

「よく食べたねー。ちょっとベーってしてみて?」
とお願いすると、いたずらそうな顔でペロッ出してくれた舌は真っ赤か。
うまく言えないけれど、体全体で楽しい空気を食べている。
そのような感じがした。

普段、あまり甘いものは食べさせないようにしているのだけれど、
たまにはこういう「ドヒャー!」な経験もしてみたいよね。

子供たちにとっての夏休みが、ちょっとでも楽しいものでありますように。


一日一描は残り70日。

応援よろしくお願いします!


お子さんの夏休みが延長になってしまったパパさん、ママさん。
なかなか先が見えない状況ですが、抜けるとこは手を抜きつつなんとか乗り切りましょう・・!

生きていく場、暮らしの場、すべてがアトリエになりますように。いただいたサポートはアトリエ運営費として大事に活用させていただきます!