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手放しながらアウトプットし始める

陽気ようき地上ちじょうはっし、雪氷せっぴょうとけて雨水うすいとなればなり

-暦便覧こよみべんらん-

ここから、春をひらく東風はますます強くなりますが、それに負けじと冬の北風も対抗しています。日本各地でもうそろそろ、春一番の知らせが聞こえてくる頃でしょう。

空の上では激しい一進一退の攻防が繰り広げられていますが、地上では温められた大地から、春の小さな草花が目を出し始めます。冬の間にぎゅっと縮こまったものがゆるみ、中に眠っていた命が一つ、また一つとして芽吹いていくのです。

人間の体も、この時期になると筋肉が柔らかくなっていき、思わず伸びをしたくなります。ただ同時に冬の間に溜め込んだ老廃物が出やすい時期でもあるので、「整えながら出していく」ということを心がけたいものです。

今 あふれだそうとしているものは ありますか?
その中に古いものが老廃物として混ざっていないでしょうか?

アウトプットすると同時に、いらなくなったものを手放していきましょう。そうすることによって、新しい一年の代謝のリズムが生まれていくことを実感できるはずです。


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