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白露まとめ|ただ認める

2021年の白露はどんな季節だったでしょうか?
ここではわたしの白露の時期の取り組みやそれを通して気づいたことをまとめています。最後には音声配信のふり返りのワークをご用意しています。


成果物を出してみよう

白露の時期は何か成果物を出してみよう、という目標を持っていました。それで、家族とのやり取りのために作ったスタンプをLINEスタンプとして市場に出しすことにしました。

出そう!成果を上げよう!と肩に力が入っている時って、なかなか物事が前に進まないのですが、ちょっと立ち止まって「すでにやっていることで形になりそうなことはないかな?」と流れを見つけてそこへ手を入れてあげたらスルスルと行くことが結構あります。

収穫とは過去を振り返ることから始まる。
そのことが本当に身に染みた白露の取り組みでした。


今までやってきたことに新しさを招き入れる

月に一度のシュタイナーの絵の教室に、今月はオンラインで参加させていただきました。それに伴い、前半でいつもわたしが担当しているボディワーク講座もオンライン開催。まったくゼロから新しいことをはじめるのではなくとも、今までやってきたことを違う形で実行してみると、新しい発見がたくさんあります。オンライン化はその宝庫ですね。


ハマっている時こそ自分に優しく

何かにハマって没頭している時ほど、自分に対する労いと優しさが大切になってきます。上り調子の時は、「頑張っているね」という自分に対する語りかけは染み込みにくいけれど、のちのち効いてきて大きな意味を持ちます。


自分を深いところで支えてくれている存在に気づく

久々に実家の長野に帰省したら、壮大な山々にとても深い安堵感を覚えました。すっかりあるのがあたり前の存在になっていたけれど、しばらく離れてみると山がわたしにとってどんなに大切で、どんなに支えてくれていたのかよくわかりました。普段認識に上らないようなものに実はわたし達は深く支えられてい流のだと思います。


白露の味覚

今年は秋の幸・きのこが出回るのが早いです。天然のきのこが手に入ったので、たっぷりとスープに入れていただきました。食べるものから体がどんどん秋支度をしていきます。


中秋の名月

9月21日は中秋の名月でした。今年は数年ぶりの満月でした。月の絵を描き、子どもとお団子を丸め、とても楽しく美しい晴れの月夜となりました。


白露の記事の紹介

清里 柚葵さんが二十四節気通信の画像をつかって白露の記事を書いてくださいました。ありがとうございます!ともに四季との対話を楽しんでくださる仲間がいることをとても嬉しく思います。


白露のふり返りワーク

全国的に長引く非常事態宣言下にあり、予定したことを実行に移せなかったり、行きたいところに中々行けなかったりとやるせない思いをされた方もいらっしゃるかもしれません。

そんな状況下では、常に新しい方法を模索したり、あるいは、潔く諦めることを求められたりと常に選択を迫られる機会が多かったのではないでしょうか。

こういう時、おすすめしたいのは「ただ認める」ということ。

想定したことはできなかったかもしれません。思うようにことが進まないこともあったかもしれません。けれどそんな中、それぞれの人が常にこの状況に順応しよう、活路を見出そうと頑張ってきたことは紛れもない事実です。
今努力していることは成果として、現時点では中々認識しにくいものもあるでしょう。けれど、後で振り返った時、あの時よく頑張ったなぁと思えることが沢山詰まっているのだとわたしは強く思います。

だから、こんなことができた、とか、やってみた、とか頭で認識できるあれこれを条件付けで認めるのでなく、一日を終えていく自分にただただ「お疲れ様」と言ってあげる時間が必要なのではないかと思います。

それは結果的として、頭で認識できなかったけれど「こんなことも自分は頑張っていたのか。挑戦していたのか」という新たな視座を生むことになるでしょう。

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