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模範生から卒業!思考の断捨離で理想のキャリアへ近づこう

先日上司との会話の中で強烈なフィードバックがありました。

おそらく上司にとっては、フィードバック(私の行動への指摘や改善点の提案)をしたという認識すらないであろう、自然な会話の中での気づきでした。

強烈と感じた理由、それは、私が大切に握りしめていたある信念について「もう古いのだ、アップデートが必要なのだ」と否が応でも感じさせる言葉だったから。

古くなった思考の断捨離は、理想の自分を叶える追い風になると感じたので、その過程の一つとしてまとめておきたいと思います。

その日、上司からのフィードバックが強烈だった


皆さんも誰かからのフィードバックが頭から離れなかったという経験はありませんか?

先程とダブりますが、ここでフィードバックは、行動への指摘や改善点の提案をすることを指しています。

強烈だと感じるフィードバックには2パターンあって

ひとつは、全く予想外の印象を持たれていたり、その結果予想外の結果を招くケース。

もうひとつは、薄々自分でも違和感を感じていることを見事に言い当てられるケース。

私にとっては後者の方がより強いインパクトを感じるのですが、今回はまさに後者でした。

文脈は割愛しますが、担務の割り振りについての面談の日でした。

上司曰わく、

「鈴木さん(私)は、どんな仕事を任せても一定以上の水準で仕上げる」

「一方、Bさんは自分の興味の薄い業務についてはスピードが遅い。興味のある事にはとても前のめりで高水準、ハイスピードなんだけど」

「結局のところ鈴木さんには、あまり人がやりたがらない担当や業務が集中して、便利屋のようになっているのではと気にしている」


皆さんならどんな風に感じますでしょうか?これだけではどこが強烈だったのが伝わりづらいかもしれないので、もう少し詳しく書きたいと思います。

身近な人との対比


私がハッとしたのは、Bさんとの働き方の対比でした。ポイントは、仕事への取り組み方(姿勢)と、仕事をする主体(主語)の2つです。

まず一つ目の、仕事への取り組み方(姿勢)。

私は担当した仕事ひとつひとつに対して真摯に向き合い成果を上げるタイプ。

Bさんは自分の意志で仕事に対する熱量を調整し、ここぞの時に全集中するタイプ。

どちらのタイプも周りにいますよね。どちらのタイプもそれぞれの強みを活かしているのだと思います。

では二つ目の仕事をする主体(主語)について。

私の場合は、「仕事」や「担務」が主語。

これらの仕事があるから→私の行動が決まる、という順番です。

Bさんは限りなく「Bさん」が主語。

自分が興味をもつか、否かで→その仕事との向き合い方を決めています。

こちらはどうでしょう?どちらがより皆さんの価値観に合いますか?

強烈に感じられた理由


私が今回のフィードバックを強烈なインパクトをもって感じたのは、大切に思ってきたはずの会社員としての価値観に違和感を感じていたから、そして、そこをピンポイントで指摘されたからなのだと思います。

私が会社員として働く上で、こんな事を目標に掲げていました。

「(私の務める会社で)働く女性のロールモデルでありたい」

「女性の離職が多い会社で、仕事も子育ても両立する模範でありたい」

違和感を感じていたのは「ロールモデル」「模範」という言葉です。

そう、つまり、



働く女性の模範的な姿って
誰が決めてくれるんですかー!!?




という点です。

「模範」とはなんでしょうか?

例えば、世間一般からして理想的なお手本でしょうか。場合によって何が理想的かも変わるので曖昧な言葉かもしれません。

誰かが懸命に切り開いた後に出来る道や、その後ろ姿こそが模範であって、暗中模索して探し出すものではないはずです。

「ロールモデル」も同じく。

私が誰かのロールモデルになることは、私に決定権のあるものではなく、私の姿をみた誰かが参考になる部分を見つけてはじめて成り立つ関係ですね。

これは否が応でも刷新する必要があると感じた


私が取り組むことはひとつ。

違和感を感じている会社員としてのアイデンティティを一度清算して、もう一度築くこと。

アイデンティティの再構築なんて言うと、仰々しいですが、そのファーストステップは「やめることを決める=思考の断捨離」が効果的だと感じています。

今回もいくつかやめる事を決めました。

その一つは「模範的でいようとする事をやめる」。

模範的であるためにしてきた言動全てを、自分の感情や過去の経験をもとに判断することに変えます。

これからは「誰よりも楽しそうに生きて、働く会社員」を目指しより具体的な目標に落としていきます。

見直すきっかけは「自分との対話」


10年以上私を励ましてくれた、会社員としての目標や価値観に違和感を感じた原因は何だったのでしょうか。

感染症の影響で起きた働く環境の変化、子どもの成長に伴う心境の変化、年を重ねて感じる体調の変化…いろいろあるのですが。

やはり「コーチング」と共に歩むようになり、自分自身との対話の習慣を持てたからだと思います。

周囲の変化がよりスピードを増す現代で、自分自身もアップデートしていくことは、必須の作法なのではないでしょうか。

改めてコーチングの可能性を感じ、自分のこれからの可能性も信じたいと思える出来事でした。

最後に


今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

今回はこのまま、鈴木が提供している「トラストコーチング講座」のご案内をさせて下さい。

上の子の育休復帰後、仕事と育児だけの生活に、言葉にできない焦りと心身の疲労を感じていた私。コーチングを通して、自分や大切な人との対話を深める過程で「仕事も育児も自分の夢も、自分の選択で生きる」という夢を持ち行動を続けています。

会社員としてより充実感を持って働きたい、育児も仕事も自分の時間も楽しみながら生活したい、そんな方にこそおすすめの講座です。

トラストコーチング一般講座

では、また次回の記事でお会いしましょう^^

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