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「私らしく生きる」を目標にしたこの一年を考える

瞬く間にクリスマスが過ぎましたね。私の働く会社では、今年は例年よりも少し早い仕事納めでしたので、すっかり気持ちは年末モードです。皆さま!本当にお疲れ様です。

ところで「今年の目標」を覚えていますか?
正直に言って、私は元来「目標」なんて立てたことなんて有りませんでした。理由は、叶えられなかった時に苦しいから。それに尽きる。

しかしながら、コーチングを学ぶにつれて「目標」との付き合い方に慣れ、今では目標を意識するのが当たり前!と言った生活になりました。

そんな私が今年の年初に立てた目標のひとつが「私らしく生きる」

1年間ほぼ毎日、会社員で2児の母が「私らしく生きる」を実践した結果、どうなったのか、今日はそんなテーマでお付き合いくださいね。

・そもそも「私らしく生きる」って何なのかという問題


私は4歳・2歳の2人の母で、会社勤めをし、コーチとしても活動していますが、時間の多くを占めているのは「母親業」と「会社員業」です。

この二つの現状に何か不満があるの?と考えると…
私なりに努力を重ね、自己実現もしながら充実感も感じながら取り組んでいますので、モヤモヤする事はありますが、大きな不満があるわけではありません。

でも、2020年12月末の自分の投稿を見ると、「大して取り柄もなく、ほどほど頑張り、ほどほど幸せで、ほどほどに生きてきた自分に感謝をしているけれど、実は違和感を感じている」そんな言葉が出てきました。

今まで、大きな不満や不安を感じないように、何事もほどほどにバランスをとってきた自分自身への違和感、なのかもしれません。

でも、そうして守ってきた大切なものもあるんです。人間関係、上司や取引先との信頼関係なんかはそうです。

それでも、これ以上自分の本当の声に蓋をしていては、大切なものを守りきれないかもしれないな、と、そっと気づいたのが昨年末のタイミングだったのですね。

皆さんにもないでしょうか?大切なものを守り続けようとして、ずっと握っている過去の想い。

・具体的な目標を立ててみた

そんな事を考えて、今年初めには私にとって「私らしく生きる」ための具体的な指針をいくつか決めました。

「自分を満たす選択を優先する」
「週に3日は朝の1人時間をとる」
「自己投資に遠慮しない」
「ひとりでできない事は誰かを巻き込む」
など、など。

目標を意識するために、平日は毎朝セルフコーチングの習慣化も実践して、何が私らしい行動なのか?どんな行動が自分を満たすのか?自分をよく観察しました。

目標を立てるメリットのひとつは「観察」できるようになることだと思うのです。

指針があるから、比較も出来るし自分を褒めることだって出来ますよね。

実際、「夫と対話すること自体が自分を満たすんだな」とか、「朝の1人時間がどんなにパフォーマンスに貢献しているか」とか、「産後太りを意外と気にしていたんだ」とか、細かーい細かーい気づきから、より自分を知る事が出来ました。


・自分を知り、受け入れ、甘やかす

この一年「私らしく生きる」ために、そんな細かい観察と行動を続けてきました。
結局私にとって「私らしく生きる」ってなんだったのか?というと

自分を知り、受け入れ、甘やかす

でした。

忙しいから。
昔からそうだから。
私の役目だから。
そんな言葉を盾に蓋をして、見て見ぬふりをやめ、

かっこ悪くても
曖昧でも
嫌いでも
ひとまずそれも私の一部だと受け入れて、

必要なタイミングで、
そんな自分もいていいじゃないかと甘やかす。

そんな感覚がフィットしてくるにつれて、毎日の充実感がより増したと感じています。

誰かに認められる事はとても嬉しいけれど、
自分で自分を認められる事は
何にも変えがたい応援になるようです。

・でも、どうやらその先があるようです。

そうやってほぼ1年間もかけて、自己信頼の土台を再確認して「私らしく生きる」を実践してきたのですが、はたからみたら、以前と全く同じ私なのかもしれませんね。

育児して、会社に行って、コーチングの勉強をして、本を読む。

それでも私は感動しています。
「同じことをしていても、こんなにも充実感が味わえるなんて。」
前よりも少し自分を丁寧に扱えるようになったように感じます。

でもね…多分「私らしく生きる」を続けるだけでは、またいつか「私らしさ」を見失うんだと思います。

え〜?また?とお思いになるかもしれませんが、私たちの周りの環境は本当に、本当に、すごい変化を続けていますよね。私がずーーっと「今の私」の範疇に居座り続けたら、浦島太郎状態になってしまう。

だから、時折「私らしさの外側」に触れる機会や場所が必要なのかもしれません。
そう、来年は「私らしさの外側へ」をテーマにしたいと思っています。

私らしさを見つめて自己信頼を高めて、自分のストレッチゾーンを知るために、自分らしさの外側へ出かけて行く。
そんなサイクルを来年は生み出せたらいいなと考えています。

皆さんは、どんな来年を過ごされますか?

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