子宮内膜症の手術をした思い出(卵巣チョコレート嚢胞、腹腔鏡手術)
今回は今罹ってる鬱とは関係ない、子宮内膜症の手術の備忘録です。
数年前の話になりますが、今子宮内膜症で苦しんでいる方のためになればと思い記録しておきます。
長文のためご注意ください。
○診断された時
婦人科で子宮内膜症で卵巣が腫れてると言われたのは、24歳の時。
数センチ程度だったのでピルを飲んで定期的に様子を見ましょうとなった。
子宮内膜症では重い生理痛の症状があると言われているけど、
私の場合は痛み止めを飲めば仕事できるくらいだったのでピンと来ていなかった。
発見できてよかったなと、ピルで生理周期安定するのは嬉しいな、という感想だった。
○悪化して救急に入院した時
ピルを継続していたけれど、その2ヶ月後に激痛レベルの腹痛で救急車で病院に行った。
その時の検査で10センチくらいに卵巣が腫れてるから手術した方がいいと言われ、後日手術する予約をした。
この時は3日入院した。
手術は、2週間後くらいのお医者さんの空いている日でなる早な日程が提示されたので、仕事を急に有休にしてもらって予約した。
手術までに検査で何度か通院した。
○腹腔鏡手術、入院
手術のための入院は、手術日1日前〜手術日後5日くらいの期間で、退院日は術後の経過を見て判断ってことだったので事前には分からなかった。いつ仕事に戻れるか不明確だったけど、会社はの人は入院するということなのでうるさく言わずにむしろ優しくしてくれた。
入院して、手術前日は食事制限や着圧ソックスだったりの準備があった。お医者さん、看護師さんが色々と必要な対応をしてくれて、自分は穏やかに過ごせた。
手術当日は朝から手術だったので言われるがままのフローで、全身麻酔を初体験して気づいたら手術が終わってた。
全身麻酔から目覚めるときの感覚が、何とも言えない神秘的なもので、経験できてよかった。
術後はけっこう辛くて、とにかくお腹痛くて、
導尿チューブも違和感あるし、ふくらはぎでずっと圧をかける機械が動いてて、だるくて痛くて、、という感じだった。
腹腔鏡手術でやってもらってもこのダメージだったら、開腹手術だったりもっと大規模な手術は大変だろうと思った。
健康って大事だと思った。
手術した当日はそんな感じで、点滴やら色んなチューブに繋がれてただただ辛くてあまり記憶にない感じ。
手術後1日経って、
お腹は痛いけど、どうにか歩けそうなら、自分でトイレに行って良くなった。約2日まるまる寝たきりだったから、一度ベッドから起き上がると、最初だけ気持ち悪くなるけど、体が戻ってくる感覚になった。
その後の退院までの日も、よろよろお腹屈めて守りながらちょっとずつ歩いたりできるようになった。何日目かにシャワーもOKになったから、ビクビクしながら浴びた。
結局術後5日目に退院できることになった。
手術・入院の医療費は、20万を退院時に払って後から高額医療費制度10数万円返ってきた。(事前に申請すれば、窓口で払う金額を高額医療費適用後にすることもできるようでした。)
私がお世話になった病院は、新しくて綺麗な病院だったので、退院までの間高級ホテルかのように快適に過ごさせてもらった。外の景色も良くて癒された。お医者さんも看護師さんも尊敬する程良くしてくださって有り難かった。
○今の状況
手術から数年経った今、定期的に検診に行って再発はしてないみたいだけど、
・不妊なのは子宮内膜症のせいかも?
(不妊治療のクリニックで機能的な問題はないと言われているので手術は上手くやってもらったんだと思います。ただ一般的に不妊との相関が高いと言われています。)
・生理痛が重くなってきて、仕事も生理休暇使う必要があることが多い
というのが最近の状況です。
子宮内膜症は原因不明だし、一生付き合っていく病気みたいなので、同じ婦人科系の病気の方、一緒に頑張りましょう。
自分の備忘録と、経験談の共有でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?