ふるさとワーキングホリデー滞在日記~はるぴ編~
ふるさとワーキングホリデー制度
リバ邸北アルプスのある長野県大町市では移住定住促進活動の一環として、ふるさとワーキングホリデー制度を行っています。
リバ邸北アルプスを運営しているイイココ・インキュベーション合同会社でもふるさとワーキングホリデーの受け入れをしており、今年で3年目を迎えます。
参加して下さった、今年一人目のはるぴに体験記事を書いていただきましたので、ここで紹介させていただきます!
2週間の大町滞在日記~はるぴ編~
まえがき
ご覧いただきありがとうございます。はるぴと言います。東北から大町にふるさとワーホリを利用して2週間来ています。
昨年からふるさとワーホリを利用して、いくつかの地域を巡っていました。旅行では、その土地を深く知ることが難しいけど、実際に住んで仕事をするとその土地への理解が深まるし、色んな人と話せると思って、私はふるさとワーホリに参加しています。
今回、私が大町を選んだ理由は、不純かもしれません。東京に6月中旬に行く用事がありました。そして、7月から岐阜に行く用事があった。それならば、そのまま岐阜方面に行ってしまった方が良いんじゃないか?と思ったのです。そこで、岐阜近辺でワーホリを探していたら、大町のワーホリがまた募集されているのを見つけた。冬に募集されていたのも知っていたので、ここだ!!!!と思い応募しました。もちろん、仕事内容にも興味がありました。カフェの店員さんに憧れていたので。
さあ、こんな感じで来たやってきた私はどんな2週間を過ごしたのでしょうか?日記のように書いているので、はるぴがこんな日々を過ごしたんだなと想像しながら読んでくださいね。
到着の日
信濃大町駅にバスで14時15分着。市役所の方が迎えに来てくださって、リバ邸北アルプスへ。
そこで、管理人のえりかさんと初対面。シェアハウスの中を紹介してもらって、その後はえりかさんと一緒にスーパーへ買い物をしに行った。大町は思っていたより田舎ではなかった。駅もある程度の大きさだし、スーパーもすぐそばにある。夜ご飯を作って、就寝準備。
夜ご飯を食べていた時に他の住人の方とも対面。寝る前に日記を書きたくて、リビングへ。そこにはまだ住人の方がいて、少し話をした。自分の趣味である読書の話、日頃意識していることなど。この日に話をしたことが翌日に活きた。
オフの日
ぐーたらして起きると、えりかさんが13時くらいから出かけない?と誘ってくれた。特に予定もなかったから、もちろんOK。池田町の牧場でアイスクリームと、ハーブ園に行った。ハーブ園では植物がたくさん育てられていた。やはり植物があるとリラックスできる。やっぱり自然が好き。
ハーブ園の後は松本市へ。サルサのイベントのお手伝いだったため、会場である”ぎゅーぱんハウス”へ。イベントまで時間があったから松本を散策した。松本市は大きな都市だった。
イベントの時間になり、続々と人がやってきた。サルサの経験者の先生にまずは足のステップを教えてもらった。段々楽しくなってくる。そうすると、笑顔も増える。ダンス、音楽ってそこにあるだけで人を笑顔にするし、繋げていくからすごい。3時間くらいダンスをした(もちろん休憩もとりながら)。楽しすぎて、クロージングの後も、経験者の方に踊りましょうと声をかけ踊り続けた。その人は経験者だから、ずっとリードしてくれるから、踊りやすかった。回りすぎて少々疲れたが。またサルサをやりたいな。
カフェの仕事
山岳博物館のカフェでのお仕事。この日はお客さんが少なかった。担当の方の趣味であり、お店にも商品として飾られているマンダラ編み(?)のやり方を教えてもらって1つ作った。夢中になり時間を忘れてしまうほど。どの色を使って、どんな風に出来上がるかは完成しないと分からない。だから、完成してのお楽しみだ。
ボドゲ会に参加
リバ邸松本へ。ボードゲームのイベントがあったから参加した。イベントには夕食も含まれていて、久々に誰かが作ってくれたご飯を食べた。サラダとポトフとハンバーグと玄米。欲張っていっぱい食べてしまったな(笑)。
そして、夕食が終わり、実際にボードゲームへ。タイトルを忘れてしまったけど、大人数で犯人を探すようなゲームと、ニムトというこれもまた大人数でやれるゲーム、そして後半はやりたいゲームに合わせての選択性。itoとインサイダーゲームを選択した。
ボードゲームというか、ゲームの魅力ってその場にいる人たちの距離を一気に縮めることができることだと思うんですよね。皆緊張とか初対面とか忘れてゲームにのめり込んでいく。そして、自然と笑顔になっていく。
ボードゲームのイベントで会った人たちって、リバ邸北アルプスにいたら会わない人たちで。不動産の会社の人だったり、婚活アドバイザーだったり、次に何をするか考えている人だったり、ボードゲームに精通した人だったり。いつもだったら出会わない人たちと会えることもイベントの魅力だと思う。
そして、すごいな、尊敬だなと思ったのが、イベントの主催者。リバ邸松本の住人の人で、その人の呼びかけで参加している人が多数。その人は色んなイベントに参加しては、知り合いを増やしているようで。参加者の1人は、「昨日主催の人と仲良くなって、誘われたから来た」という人も。主催の人のコミュニケーション力、そして人を引き込む魅力。本当にすごいと思ったし、自分もそうなりたいなと心から思った。
白馬へ足を延ばす
この日も休み。ワーホリの人とえりかさんと白馬村観光。大町に来てからの私は家で読書をすることが多くて、あまり外出をしていなかった。だから、たまにはと思って誘ってみたら、えりかさんもちょうど行きたかったらしい。
白馬マウンテンリゾートというところへ行って、地上からゴンドラで山頂の方へ。SNSで見ていて、やりたいと思っていた空中ブランコをした。私がブランコを漕ぐのが下手すぎて、見かねたスタッフのお兄さんが押してくれたのはいい思い出(笑)。
この日、私はサンダルで白馬村に行ったんです。かかとがないタイプのサンダルね。そしたら、ブランコは脱げる可能性があるから裸足だったし、リフトに乗った時もサンダルが落ちたら怖いからサンダルを脱いでから乗ったんです。そしたら、リフトの時めちゃくちゃ爽快でした!!(ブランコの時は高すぎて爽快よりも怖かった笑)
リバ邸に戻ってからは、読書をした。夜は友達と電話した。自分が慣れていない土地に来る時こそ、たまに気の知れた人と電話するのも貴重な時間。
あとがき
以上で私の大町滞在日記は終わりとなります。
慣れない環境で、戸惑うことだってもちろんありました。だけど、それよりもたくさんの気づきがありました。それは、慣れない環境だったからこそだと思います。
自分でいうのもあれなんですけど、自分のことをコミュニケーション力に長けた人間だと思っているんです。人見知りしないし、基本的に自分から話しかけるし、人間関係を良くするためにちょぴっとだけ計算しているところがあります。
しかし!!大町では自分のコミュニケーション力が発揮されなかったんです。割と最初の方は苦笑いが顔に張り付いている感じで。そんな感覚は初めてだったから戸惑いましたよ。
でも、徐々に環境にも生活にも慣れていって、心から笑顔になりました。私って基本○○な自分でいようという意識があるんですよ(例えば、ポジティブな私。憧れられるような私とか)。人に合わせて、求められる自分を意識して演じているというか。その人に求められることを意識して、それに合わせたはるぴをやる。でもね、ここでは求められるものはない。そして、私は年上との相性が良いと勝手に思っているんです。年上が相手だと、年下の妹でいられるから。ここでは関わる人全員が年上だから、楽だった。
そういう意味で、精神的に自由になれた2週間だったのではないかと思うんです。たとえ、ここに来たのが色んな偶然であったとしても、たくさんのことを感じ取り、考えて、ここに来た意味を見出した。そして、大町で気づいたことをこれからも活かしていける。
だから、私が大町で過ごした日々は有意義で、ありがたくて、幸せなものだったと思います。
受け入れてくれた大町市の方、イイココの方、リバ邸の皆さん、心からありがとうございました。
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