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畝上げから球根を植えるまで

ずいぶん緑が増えたので、畝にする場所の草を刈ってから畝上げを実施。
抜かずに刈るのがポイント。
抜くと根を張っていた部分がふさがり、かえって土が固く締まります。
刈り取り根を残すことで枯れて分解された後も空間が残り、別の植物が根を張るスペースとなってくれます。
しかもそこまでは前の植物が掘ってくれているので、次の植物は余力を残したまま根を張れます。
結果、余力を使ってさらに根を張ることができるようになるわけです。
いちいち鋸鎌で刈るのは手間ですが、毎年耕すことを考えれば毎年少しづつ良くなる方がメリットが大きいと思います。

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剣スコップでだいたい20㎝位掘って土を上げていきますが、やはり固いですね。
水分があるうちはまだいいんですが、乾くとカッチカチになります。
しかもブロックで・・・。
三角ホーで叩いて細かくしますが、ちょっと不安あり。
芽は貫通できるのか?

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そんな心配はしつつも、下からキツネアザミが出てきたのでどんどん作業を進めます。
球根ごとの間隔は50㎝。
割り箸をさして目印にし、球根を植えていきます。

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被せる土は3㎝~5㎝なので、掘り具合は球根に合わせて。
雨の翌日は柔らかいですが、乾くと固い。
「移植ごてで土をどかす」ではなく「移植ごてを振り下ろして突き刺す」とイメージしていただければ。
どう変わっていくのか楽しみでもありますが。

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ちなみに植える球根は無事に越冬してくれました。
畑の土とバーミキュライトを半々で配合し、自宅の部屋の中で保管。
エアコンはなし、湿度は洗濯物の有無で40%~80%の変動環境。
4度くらいまで下がりましたが、氷点下ではなかったのでセーフだったと思います。
350球は自前球根で。
のこりの球根は鉢植え、町田ダリア園、黒姫高原で掘り上げたもの、両神山麓花の郷ダリア園のを利用し、580球を植えました。
川西ダリア園の直売会が中止になったのは大変残念でした。

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