支柱とネットの準備と雑草マルチ

ダリアの球根を植えたあとは、支柱とネットの準備を。
支柱にはイボ竹の180cmを使用し、間隔は2mで打ち込んでいきます。
先に支柱を立ててしまうと邪魔になるので、植えた後から。
そしてフラワーネットですが、網目は18cmで7目を使用。
これでネットの横幅が126cmになります。
(ダリアの生産者の方に確認して、18cmに決めました)
少ない本数であれば株を支えるのに支柱を使えば良いわけですが、本数が多くなればなるほど支柱の本数が増え、誘引する手間を考えるとネットを張ったほうが楽で安定します。

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ネットは上下2段にしておくことで、生育状況に合わせて強風により折れるリスクが減らせます。
フラワーネットはホームセンターで売っているところが少ないので、タネやさんかインターネットからの注文になります。

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5月15日にはダリアの芽が地上に顔を出し始めました。
大豆も種から芽を出しています。

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そして5月22日になるとスギナがわんさか生えてきます。
スギナが生えるということは、この土壌には絶対的な栄養分が足りないということを示していると言われています。
地下茎で広がり、「根絶やしにするのが困難と嫌われている雑草」として扱われていますが、スギナは土中の栄養を集める力が優れていて、カルシウムやマグネシウム、カリウム、リンなどのミネラルやビタミンなども豊富です。
枯れたらそれらの栄養を植物に使いやすい様にして、還元してくれる。
そしてカルシウム還元により、土壌を中性に近づけてくれます。
根絶やしにするのはもったいないのです。
だから刈り取って畝の上に敷いていく。
これから雨季を過ぎれば、地表は暑い熱風にさらされるようになるので、地温が上がりすぎないようにするのと、乾燥を防ぐ、さらに土壌に栄養還元の雑草マルチはおススメです。
ただし後日生えることになる「メヒシバ」は、刈り取ると根からほかの植物が生えないようにする物質を出すらしいので、抜いてマルチには使いませんでした。
ちなみにスギナは、土壌が肥えてくると役割を終えたようにいなくなるみたいです。
スギナを何とかしようと思ったら、土壌を豊かにするのが作物にとっても人間にとってもWIN-WINの関係になりそうです。

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