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苦しさや辛さはギフトである

苦しさや辛さを感じた時、人はそれを非常に嫌がる。
自分が傷つくのは嫌だからだ。
傷ついた時、もう立ち上がれないと思う。

でも、解くと苦しさや辛さの原因は実にシンプル。

苦しくなる思考をしているから苦しい
辛くなる思考をしているから辛い

ということ。

赤ちゃんや動物はうつ病にならない
苦しくなる”思考”をそもそも持っていないからだ。

つまり、苦しくなる思考は
自分を責めるため、貶めるために身につけたものである。

苦しいことは本来したくないはず。

なのに苦しいことを自分が
あえて選んでいることに気づく。

では、苦しくなるのになぜ
わざわざその思考をするのか?

答えは、

「苦しくなる思考をして自分を守っていた」

ということだ。

どういうことかというと、
自分はダメだ、たいしたことがない、ブスだと思うことで
だから私は愛されない

自分がダメじゃなければ、優秀であれば、美人であれば
愛された(条件付きの愛、こう思いたかった)

自分が我慢すれば、自分がもっと努力していれば
私は愛される(はずだ)

無条件に愛されなかったから
条件付きでも愛されたかった

けれど、本当に求めているのは無条件に自分を愛することである

だから、苦しくなる思考をしてまでも、自分を愛したかった。

その感情はギフト

過去の辛い、くるしい、悲しい出来事が想い出される時、
それを受け入れる、受け止める準備ができたということ

傷を癒す準備ができた、そのうつわができたということである。

酸いも甘いも丸ごと受け止める


ただ元気な人の明るさと、苦い経験を味わった人からにじみ出る明るさは雲泥の差である。

後者は、酸いを経験しているから甘味に深みが出る。
酸いを経験した後の甘味をわかっているからこそ、人はそれをする。

ネガティブな気持ちが出ることを許す


あなたはそれを許可している。
見たいと思わなければ、それは現れない。

まずは、苦しい思考に気づくことから。
その時、どんな言葉が出てくる?あなたはどういう気持ち?
自分に聞いてみる。

次に、苦しさのルーツを辿る
つらかった傷が癒えれば、同じことが起きても反応が変わる。
どんどん生きやすくなる。


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