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皇の時代の羅針盤 その二

月 刊 プ レ ジ デ ン ト  イ ー グ ル


                                                                                           vol,2 1995, 1,18

人 間 心 理 の 戦 略 を 生 か す
経 営 者 は 会 社 を 伸 ば す。!
 

平成7年となり、会員の皆様においては身も心も新たな気分で新年を迎えられたことと思います。長引く不況の中ですが、景気が上向いているのか下降しているのかいまだにつかめないでいるのが現状ではないでしょうか。
その中において、当研究所の会員各社においては、昨年の12月においては目覚ましい伸びをした会社が数社出たことは大変に喜ばしいことです。この不況下において、実質的に伸びるということは普通であれば至難の業です。しかし、本当によいものを、消費者の身になった価格で提供できれば売上は伸びると言えます。これが真の人間心理の真髄ではないでしょうか。また、これを実践するために次のことが必要になります。

《重要ポイント》
コストダウンと売り上げアップをする事が経営者の目的の一つです。そのためには、次の事を身に付けましょう。
1,分析力を持て。 ─┐
2,方向性を決める。─┼─これらは、今後のトレーニングやアドバイス
            並びにコンサルタントが必要です。
3,創意工夫する。 ─┘
以上のことを細分化して第三の力(コンサルタント)を使い以下の内容を明確にすることです。

1,経営の方向性 (目標) 長期(10年)、中期(5年)、短期、(1年)、月単位で
 立てることです。
2,教育 (人) 能率、マネジメントを創造できる人材育成をすることが
 必要です。
3,財務管理(金)経費節減、節税、コストダウン、回転率UP(不良在庫を
 なくす)ことです。
4,企画(商品、販売開発) (物) 新しいアイデアを常に出し、商品、販売の
 開発をできる体制を作る事です。
 
追記
これは個人が会社を興すときに必要なことです。魂職とは異なります。

今月のテーマ


(1) 助成金について、
融資の助成については、経営者であれば御存じと思いますが、雇用については、あまり知られていないのでは ないでしょうか。これからは、リストラがさらに進むと考えられますから。有能な高齢者や人材が失業すると 思われます。そのような人材を活用することと助成が受けられれば受けることです。

(2) 知的所有権とは、
商標権、意匠権、特許権(実用新案を含む)、著作権、アイデアソフトを総合して知的所有権と言います。これら を取得するのには、30万円ぐらいの費用が掛かり素人ではなかなか難しいのが現状です。しかし、とりあえず 登録だけして置く方法があります。当研究所において登録の代理を行っております。費用は、5000円からでき ます。具体的内容を登録用紙に記入して登録するだけでよいのです。詳細については、御相談ください。

(3) 金(きん)はどうなるのか、
金=ゴールドはこれからどうなるのでしょうか。5年以上前なら1g6000円台もした金が今では、1250円前後です。経済評論家や未来予測家たちが一様に言うことが、今金を購入するべきだと口を揃えたように言いますが。本当にそれで良いのでしょうか。わたしにはどうもそのような気がしないのです。何故ならば、ここ数年金の価格は下がる一方で上がる気配がないからです。さらに、円高になれば輸入は楽になり金の価格も上がらず相場も活気がないような気がするからです。また、現在の流通の中で現金取引よりカードと数字で処理することが当たり前の環境です。為替も、電波と数字で処理しています。こんな状態でお金(現金)又は、金が必用で しょうか。アメリカが金とドルの交換を止めたときから金はただの商品に過ぎなくなったと考えられます。ですからこれから金は装飾品の原材料としての価値でしか無いのではないでしょうか。18金ゴールドとは、簡単に言えば18金のメッキに過ぎないものです。ですから今18金のアクセサリー製造会社は儲かってしょうがないのではないでしょうか。特記事項として、今ロンドンで日本株が機関投資家によって10%程度でありますが電子(コンピューター)による取引が盛んになり出しています。これも、近未来的な出来事ですね。
 

追記


2024年になって、思う事はここ数年で金の価格が急騰してきました。
これは、株高や円安で資産を守ろうとする心理から、現物の金を保有しようという状況が相場を上げているのでしょう。

NISAはまだなかったが、投資をさせるような時代になっています。
株が下がり、円が高くなり災害が起こり、動物の反乱が当たり前になるころ
事故や事件が起こりすぎる時代になったら、住む場所を考えることです。

東京都の知事選が近いが、現職と新人の思惑が交差する選挙になるが、
意外な人が当選すると考えられる。
首長選では、3期4期は、混戦になることが多いといえる。
これからは、組織票が読めない時代になると考えられる。

オープンな社会と個人の時代が来れば、おのずと時代は変わっていくものです、都知事選がその手始めになることでしょう。

次回の予告、資本主義経済の後にくる物は?
 


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