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皇の時代の羅針盤 その三十五


月刊プレジデントイーグル
                         Vol.35 1996.09.06
人間心理の戦略を持たぬ
        経営者は会社を潰す?

このところ、変化を感じることがあります。それは、マスコミが世の中の隠されていた部分を取り上げるようになって来たことです。特に官僚が、責任を取らない事や利権について不正をすることについて取り上げるようになって来ました。

これは前にも書きましたが、声なき声であるサイレントマジョリティの叫びの現れです。また、心理学でいう百匹の猿のことでもあるのです。さらに、だれでも思うおかしいことはいずれ改善されるのです。

それは世の中は大きな目で見れば必ずバランスが取れているからです。物理学では作用と反作用、易経では陰極まれば陽となる、この様に考えて行けば答えは出ます。すなわち自然浄化作用というものが必ず働くのです。

それがよく働けば改革となり、悪く働けば破減であり破壊です。このように必ず良否があるのです。英国のようになるか、ロシアのようになるかは国民一人一人の考え方によるのです。今(官僚が)よくても破滅してしまえば、何も残らないのです。改革改善が出来れば皆よくなるのです。

これはあたかも病人が病気でないと思っているようなものです。病気であることに気づいて療養すればよくなるのです。自覚症状がいたるところに、その兆候として現れ出ている現在です。

不正発覚がそれです。奇跡を起こすのは人です、多くの常識人が必要としているものが支持されます。

《奇跡の人それはあなたです。》


人それぞれと言いますが、環境的、性格的に見ればそれでもよいでしょう。もう少し大きな視点から見ると、人類、人間、として考えるとそれぞれの人に大きな違いはありません。

一方、人体については未知そのものです。脳や人体について考えたとき、人間は医学において病気一つ治癒させることができないのです。人間が本来もっている自然治癒力があるから回復するのであって、薬や栄養剤で回復するわけではないのです。

体内のホルモン、酵素、補酵素、血液、リンパ液の働きを脳がコントロールしているのです。言い換えれば、スーパーコンピュータがコントロールする原子力発電所であり化学工場なのです。

人は36.5℃の体温で完全燃焼させる原子力発電所をもっていることになります。

脳をコンピュータと考えたとき、同じ容量の物を作ろうとすると、大変な大きさになります。また、肝臓の機能を化学工場として作ると、これもまた、すごい大きさになります。

このように、人体の各機能一つ取っても如何に人間の体が優れているか分かります。さらに、一生休まずに働く脳と心臓、自律神経これらを考えただけで、奇跡というしかないでしょう。

ですから、奇跡の人それはあなたです。と言うことになります。

宇宙の大きさが分からない位人間の体は分かりません。ですから、人の体は、小宇宙だと言う人もあります。

三十年位前にミクロの決死圏という映画がありましたが、ストーリーは病気の人を治療するために、小さくした潜水艇のような乗り物と人間とを体内に送り込んで悪性細胞を治療するというものでした。

体内にある器官や働きが拡大されていて、あたかも宇宙の様でした。

補聴器と言う便利なものがありますが、これが開発されるまでには大変な時間が掛かっています。これも、人間の偉大な発明の一つです。

それはある耳の悪い子がどうしても音を聞きたいと思い、ありとあらゆることに挑戦してついに耳の後ろに音を感じる骨があることを見つけ、その結果それを利用した補聴器が完成したのです。

普通鼓膜で音を感じると思っていますが、鼓膜と先程の骨で音を感じているということを知れば、だれでも驚きと感動を覚えるのではないでしょうか。時として、障害をもって生まれてくることがありますが、三重苦を克服したヘレンケラーのような人もいます。

目の悪い人は、悪いなりに健常者と違った力を発揮しています。耳の悪い人も同じです。このように、足りないものがあったとしても、それを補うことができるのが人間です。

手の不自由な人は、手の代わりに足でほとんどのことをこなします。全身マヒでも星野富弘さん(群馬の方)という方はロで絵をかいています。これ以外にも沢山の例があると思います。

その内容は違っても人間の偉大さについて言えば共通するものがあります。それは再生と進歩があることです。つまり細胞の再生、能力の進歩です。繰り返しによる能力の進歩こそが偉大なのです。

プ口とアマの差は、商品を作ることにおいてお金を取れるものを作れるか否かという点です。誰でもがプロの要素をもっています、それは素人の域を超える事です。

そのためには、自分の偉大さをよく知り、奇跡の人となり得ることを自党して、自己の能力を磨くことです。また、私は自分に言い聞かせることとして、人が出来ることは自分にも出来ると信じることです。

奇跡を起こすも起こさぬも、すべての源はあなたにあるのです。人を変えることより、自分自身が変わることの方が簡単にできることなのです。自らを変えることのできない人は、環境に振り回されている人です。

あなたはどちらですか。

追記1

共感覚
二つの感覚が同時に起こる現象ということらしい。

文字に色を感じたり、音に色を感じる。
言葉や文字から色や匂いや味を感じる。

色々な共感覚あるようですね、貴方にはどんな感覚がありますか?

また、特殊音源を繰り返し聞くことで、共感覚が作られることも
分かってきました。

内部表現が変わっても共感覚ができる要素にもなる。

レモンを想像すると酸っぱい味が出て来たり、梅干しも
同様に唾液が出てきたりします。

美味しそうな、料理の画像や動画を見ると、食欲が増してくる。

知らないうちに、口ずさむ歌がコマーシャルソングであったりします。

知らないうちに、共感覚を共有されている。

これらを含めゲシュタルトという。

だから、コメ不足という洗脳的共感覚が無意識に買っておこうと
買いだめしてしまうのです。
これは、今しかないという、通販サイトの殺し文句に似ています。

これまでに、オイルショックから平成コメ不足、コロナのマスク不足、
タバコ値上げやガソリン値上げなどでも行列を作る、
何と愚かなことだろう。

現在マスクを求める人はいないのに、マスクが売られていますし、
5類になっても、マスクをかける人、マスクを着けさせる医療機関、
何かあったら困るからとは、責任逃れの口実である。

コロナワクチンは廃棄処分にされる量が多いから、打たせたいだけで、
その効果は定かではないのが現状だろう。

追記2

感染症2類は、結核、SARSなどがあり、「5類」には季節性インフルエンザなどがあります。 新型コロナウイルス感染症の位置づけはこれまで「2類相当」としていました 。
新型コロナウイルスが新たに分類される5類には季節性インフルエンザやRSウイルス感染症、後天性免疫不全症候群(エイズ)、風疹、麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)、手足口 が指定されている。

日本人のほとんどが、インフルエンザ、エイズ、RS感染症を除いて、
抗体を持っていると考えられる。

やはり、日本は元々安全な清潔国家であったと云えるのではないか。

追記3

滝つぼ付近からO-157が見つかったが、これは意図的としか、
考えられないことだ。


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