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皇の時代の羅針盤 その十三

月刊プレジデントイーグル
                       vol,13  1995,10,12

 人間心理の戦略を活かす       
      経営者は会社を伸ばす。!      

 マルチメディアが一段と進み、これからは益々情報の氾濫があるでしょう。アルビン・トフラー氏の言う第三の波から10年以上たって今ようやくそのことが身近に迫って来たという感じがします。大人も子供もパソコンやワープロを使いこなす時代になっています。通信では、パソ通、インターネット、携帯電話、ポケットベル、アマチュア無線、FAXとあらゆる方法で情報を手にすることができます。ビジネスでは、FAXと携帯電話があれば日本中すぐに連絡がつきます。

 これからは、暗い人だけがパソコン通信をするのではなく、一般的な人でもどんどん使うようになり個人の能力が発揮される時代になるであよう。さらに、個人と個人がネットワークを結ぶことが頻繁に行われるでしょう。そのことにより、より大きなネットワークを構築することを大手は考えているのです。

大きくなったネットワークはより発言権を持つようになるでしょう。また、それにより流通革命が起こり価格破壊や割引率が多くなるシステムが支配するようになるでしょう。様々なネットワークに重複して参加し、その中からよいものを安く手に入れられるようになるでしょう。そのためには、情報判断と理解が必要です。

《個人主義と理想国家》


 20世紀も残りわずかになりました。これからの5年間は世紀末と言われる時代がやってくるのでしょうか。これだけは言えます、人類がどのように生きようと宇宙は今までと変わりなく自然の法則のままに動いて行くということです。こんな話をすると世間から掛け離れたように思われますが。

我々は、この事実から逃げ出すことはできないのです。その中で進歩発展して来た訳です。長い歴史の中で今ほど平和であって恐い時代はないと思います。何故なら、100年前は精々大筒というか大砲というか、鉄砲の大きな物が武器でした、しかし今はミサイルや核爆弾があります。

一瞬にして何百万もの人を殺すことができる訳です。一見平和なように見える世界も一度核のボタンが押されれば大変なことに成りかねない時代です。

最近ではフランスや中国の核実験の問題が世界を賑わしています。環境問題が騒がれているときに平気で自国の利益の為に世界を敵に回すようなことが良くできると思います。これからは特に言いたいことは一人一人が向上して我欲を出さず幸せになることを考えなくてはいけないと思います。

このように一人がみんなのために、みんなが一人のために何かしなくてはならないのです。この延長線上に理想国家があるのです。個人が豊かになれば、自然と国が良くなります。国が良くなれば争いはなくなります。

 個人が豊かになるには、世界が一つになることが必要です。言葉や考えでは分かっていても、それができないのが人間です。ですから、まずは個人が豊かになることが必要なのです。しかし、今は個人が真に豊かではありません。
 本当に豊かでしょうか。考えてみてください。原材料である原油、鉄鋼、セメント、繊維、木材、食料品、これらの原材料費は世界統一でなければおかしいのではないでしょうか。何故かというと、外国人労働者が自国に帰るとその国では金持ちであったりする。

タイの違法労働者はタイではマンションを持っているということを聞きました。また、ブラジルでは日本円で250万円でプール付きの豪邸が建つということです。ソーラー発電についてはヨーロッパでは、300万位で出来るものが、日本では1000万以上になってしまうのはどうしてなのでしょう。ガソリンの50%が税金というのは何故でしょう。

このように知れば知るほどおかしなことが多いことが分かります。これはほんの一部です。

 20年前から個人輸入をやっている人がいますが。いいものを市場で買うより安く買っています。今個人輸入がはやり出して来ています。これは良いことです。

一月に価格破壊が起こることを予測しましたが、価格破壊ではなく適正価格と言った方が良いかも知れません。中小企業も守るが、大企業はもっと守るというのでは、国民が納得しないでしょう。バブルのつけを国民に押し付けるような政治は変えてほしいですね。

そのために個人が知識と情報とネットワークで豊かにならなくてはいけないのです。ある日突然地震に襲われて家族や家を無くした阪神大震災その被災者たちは今、二重三重の苦労を強いられています。

雲仙普賢岳の被災者の問題もいまだに解決していません。早くこのようなことが続かないようにしてもらいたもいのです。

行政改革や政治改革で無駄金を無くし誰もが安心して暮らせる理想的な国家を築き上げることで世界の見本となる国造りを個々人の使命でするべきだと思います。

追記1

皇の時代には、道が無くなる。
日本には多くの道があります。
武道から始まり、華道、茶道、香道、剣道、柔道、野球道、まだあるでしょうが、何でもかんでも押し付けることが道だと思っている。

柔術というものがある、また武術若しくは古武術というが、術(すべ)
なのか?
剣術、空手、合気は武術の流れである。

護身術であるが一撃必殺をも持っている。

術と言えば、忍術がある。忍びの者という時代劇があるが、
本来の術とは、技とか技能、方法や手段の事を言う。

縄文人が争いをしなかったのは、このすべを心得ていたのだろう。

追記2

エコビレッジは、皇の時代だろうか?
皇の時代は縄文時代とは違うのです。
今桔の人が生ま変わってきていますが、皇の人ではありません。

GHQが日本弱体化を目指したとても、無理だろう。
神社から必要なものを取り去っても、取り去ることができないものがある。

日本語とその心だ。

宗教が無くなり、神社仏閣もなくなり、そうなると、
神社にまつわるものはなくなりますね。
麻衣、紙垂、注連縄。

もう一度言う
日本語は心の言葉だからです。世界は心の時代に、
入っていきます。

アメリカは、モノづくりの国になるようです。

追記3

世界のどこに住んでも人それぞれの生き方と
幸せがあるものです。

日本では当たり前でも、世界へ出れば世界的な企業やアスリートがいます。
なぜ日本人は日本人を認めたがらないのでしょうね。
それは、ハイカラや舶来主義がもてはやされるからだろう。

水素発生器が日本ではあまり認められていないが、国外では
飛ぶように売れている。
日本人の発案で、中国製であるが、月に3000台以上売れている。

まだある、トラックなどのエキゾーストは定期的に洗浄しないと
燃費が下がる、そこでメンテナンスが必要になる。
そのために、整備工場を持っているがメンテナンスの機械代は
何千万もする、それを、一千万円くらいで直せる装置があるが、
認めようともしないのが日本である。
その装置を使えば燃費が30%は向上する。
そうなれば、月に一千万円のガソリンを使うとすれば、
700万円で済むのだから、3.5か月で装置代をペイすることができる。

ゼロ戦に使われていた、水ポンプがいまだに気になるのは?
分子構造にヒントがあるだろ。

酸素と水素と炭素が物質や人体を構成する要素と言える。

未来は、これらの組み合わせだろう。

追記4

あまり知られていないが、水泳の岩崎恭子さんが帰国した後の
バッシングは物凄いものがあったようだ。
しかし、中学二年生で強化選手になり、コーチは体力のない
彼女に、毎日10000メートル泳がせていた。
だから、彼女は生きてて一番うれしいと言ったのです。
それから、波乱万丈ですが、再度のオリンピック代表になったり
今でも水泳を続けている、流石である。

貫けば自ずと道は開けるものだ。この道はストーリーである。


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