会話について

私は極端に友人が少ないと自負している。

それは、2回目以降の会話に困るからだと思う。


初対面の時はお互い何も知らない状態で会話が始まることから、出身地や趣味、経歴などその人の情報を汲み取って会話をすればいいのだが、2回目になるともうその情報は頭の中にインプットされているので他に話すことがない。


よく雑談が得意な人の話を聞いていると、独り言を常日頃から言う癖をつけるとか、視界に入ったものを捉えて話題を振るとか聞くけど、今までそんな事をやってこなかった人間には、日常的に意識して出来るものではないと思う。


どちらかと言うと私は聞き手なので、自分から話を振ることはあまりない。こうなったらもう終わりの始まりであり、聞き役と話す機会があったらと考えると面倒くさくなる。だから、自分から話が振れる人間になりたいと常日頃から思っている。

今日あったことを話せばいいのだが、社会人になってからは毎日が同じことの繰り返しで、目ぼしい話題もないので、話題がないなどと嘆きながら私はこれからもエッセイを無理矢理書き続ける。


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