流産と死産の境界線



※本記事は個人の見解によるものです。
また内容を理解してお読み頂ければと思います。



"流産と死産の違い"を知っていますか?


妊娠中には○週の壁と何度も大きな壁にぶつかります。


妊娠検査薬で陽性が出ても、
産婦人科で胎嚢や心拍を確認するまで
妊娠確定とはなりません。
(〜8週頃)

その後まず9週の壁にぶつかります。

そして12週の壁
約8割の流産が12週までに起こるそうです。
決してママのせいじゃない、染色体異常によるものです。
12週未満の流産を「早期流産」
12週以降を「後期流産」と言うそうです。


この時期妊娠が分かりつわりに悩む妊婦さんも多い中、この数週間は精神面にも大きく影響し
些細な事が不安で毎日祈るような日々になります。

周りからは妊娠に気付かれる事もない時期に
すでに命と向き合っているのです。


そして16週。
安定期と呼ばれる週です。
妊娠するまでは安定期をそのままの意味で捉えていました。
「つわり等も治まり安定しているんでしょ?」と。

実は安定期とは医学用語ではないそうです。
胎盤が完成し女性ホルモンが安定する時期になるので、体調が良くなる人が多くそう呼ばれるようになったそう。
決して安全に産まれてくると決まったわけではないし、多胎妊婦や高齢妊娠、持病がある人など安定期がない妊婦さんもいます。


私は安定期を過ぎても22週までは安心できませんでした。
もちろん多胎妊婦で安定期はないと言われていたのもありますが、
22週の壁…赤ちゃんが産まれてから生きていけるかの境界線が1番高い壁に感じていました。

*流産・・・22週未満に出産、または胎児が死亡してしまった事。
*死産・・・22週以降に出産、または胎児が死亡してしまった事。

  

簡単に言えばこんな感じ。
呼び方が変わります。
そして重要なのは22週以降の出産は医療対象になると言う事です。

それでも22週頃の赤ちゃんは500gくらいなので
絶対に助かるというわけではありませんが
それでも医療が受けられ、助かる可能性があると言う事はとても安心できる事でした。


22週になるちょうど1週間前に健診があり順調と言われたものの、22週になる前日とても情緒が荒れました…

気にしすぎが影響したのか午後からはお腹がキリキリと痛む始末…

病院に行きたい、でも明日まで頑張りたい。

頭のどこかでは大丈夫なやつだろうと分かってはいても、どこか消えない不安。
そういう時に限って目に入ってくる嫌な情報たち…

私はなぜかコウノトリを読み始めさらに気分が下がるという…🥲(自己責任)

とにかく寝て時間を過ごそうという作戦にでました😂

この日が1番辛かったなあといまでも思います。


まだこの先も、
28週、32週、37週と壁はやってきますが
ここまでくれば大丈夫と安心できるようなタイミングだったなと思います。


不安は尽きない妊娠生活ですが
正しい知識でみんなで支えていける社会になればいいなと思います🐰🫧

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