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私をつくった本たち

こんにちは!

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(EMC )に通いながら「最前線で遺す」をモットーにいろんな遺す活動をする大学生荒井健です!

おかげさまで、先日20歳の誕生日を迎えることができました!
そこで、今回は、趣味読書の私が20年の人生で読んできた多くの本のなかから、私をつくった本を紹介します。



私と読書

私は、そこまで多読家というわけではないが、本を読むのが好きだ。自宅の私の本棚には300冊を超える本や雑誌が並ぶ。そんな中から、私に影響を大きく与えた本たちを3冊紹介しようと思う。
恥ずかしながら、私はフィクションや小説があまり得意でないのでジャンルが僻しているがご容赦いただきたい。

現代訳 仮名論語

基本情報
現代訳 仮名論語 拡大版
著者:伊與田覺
出版:特定非営利活動法人論語普及協会
発行日:平成二十ニ年十一月一日

巻末資料より

注)調べましたが、現在販売されていません。類似のものが出版されていますのでそちらのリンクを張っておきます。

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祖父との思い出の本

小学生の時分、夜によく祖父の部屋に行き、祖父とこの本を素読した。今思えば、なかなか変わった教育だが、大学の時分に東洋史を学び、教職を退いた後に東洋思想家の記念館で働き、東洋古典関連の本を何冊か出版した祖父なりの孫とのコミュニケーションであり、教育だったのかもしれない。そのコミュニケーションを当時の私は特段の楽しみにしていた。

私の基盤

この時分の私には、この本はやや難しく、意味も十分に理解せず、ただ声に出して読むだけだったが、後の生活の折々に、実感をともないながら思い出されることを考えると、興味深い。なお、素読をしていたが、今は一節も諳じることができない。しかし、論語のエッセンスは私の思考の中にあるような気がする。
また、この経験から、学ぶことや本を読むこと、古典に学ぶことの楽しみを覚えた。

おどろきの東京縄文人

基本情報
おどろきの東京縄文人(世の中への扉)
著者:瀧井宏臣
出版:講談社
発行日:2014年7月15日

巻末資料より

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考古学・研究との出会い

この本は、小学校4年生の頃に何度も読み直し、憧れた本だ。
新宿のマンション工事現場(市谷加賀町2丁目遺跡)から出てきた人骨に関する調査を描く。この本から、考古学や研究職への強い関心を抱いた。以来、考古学をはじめ、様々な分野の学問に関心を持ち、研究の道を志すようになった。

多様な分野への入り口

この本により、考古学への関心を抱いた私は、様々な分野に関心を持って多くの知識を得てきた。
解剖学や生物学、植物学、建築学や工学、文学に史学、物理学に気象学、地質学etc.と考古学を起点に様々な分野への関心と知見を得た。それは後々私の活動をよく支えた。特に、高校の折にクイズに興じていた際には、この幅広い知見は自信になった。さらに、幅広い関心は、私の視野を広げてくれたので、その後の人生でも随所で役に立った。

企画脳

基本情報
企画脳
著者:秋元康
出版:PHP文庫
発行日:2009年5月22日

巻末資料より

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憧れ 秋元康

この本は、私が高校の部活動で興じていたクイズの大会を開くにあたり、良い企画をつくりたく頼った本だ。
アイドルオタクだった私は、AKB48 や乃木坂46をプロデュースする他、様々な分野で多くのヒットを出し続けてきた秋元康さんの知恵を借りようとこの本を読んだ。かねてより憧れていた秋元氏の考え方は非常に学びになった。

未知の世界へ舵を切る

もともとクイズの大会の企画を面白くしようと読んだが、実際の企画では、自分のものにすることができなかった。だが、自分で工夫して新たに作ったルールを参加者の一人が面白がって、彼が後に開いた企画で使われていたのは唯一の成功だ。
この本は、クイズ大会の企画では使い物にできなかったが、大学入試にあたり進路選択をする際に思いがけず役立った。
私は、この本で語られていた様々な考え方を大学入試と自分の人生を企画に使った。結果、非凡な視点での進路選択を行い、普通の人間が私の立場だったら選ばないような大学を第一志望にし、素晴らしい大学生活を送っている。
多くの人が大学選びで使う偏差値という指標を捨てた。そして、実践というこだわりを持った。人が捨てるような情報を捨てなかった。結果、現在、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部という日本でも比類なき学部に入り、素晴らしい経験をしている。未知の世界に舵を切る決断を促した本でもあるのだ。


以上の3冊が私の人生に影響を与え、私をつくったといっても過言ではない本たちです。皆さんは、人生に影響を及ぼすような本に出会えていますか?ときに本は、人生に影響を与えてくれます。新年度本を読む習慣をつけてはいかがでしょうか。
(本文と前後の文の文体が違うのはテンションの違いです。ご容赦ください)


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