母へのカミングアウト

これを書く10分前に母に「女性が恋愛的に好き」とカミングアウトしました。
めっちゃ緊張しましたね笑
最近、女性の方に片想いしていて通話で友達と作戦会議してるので、変なタイミングで知られるのも嫌だな〜と思いカミングアウトすることにしました。

母は否定する人ではないと知っていたので、母の質問に自信を持って答えられるかの方に緊張していました。
でも、大体何を聞かれるのかはわかっていました。
『どっちが男役なの?』案の定この質問が飛んできました。
宝塚じゃないんよ…笑
内心そう思いながらも、、女性が女性として女性と恋愛するということが母にとったら未知の世界だと知っていたので、ちゃんと説明しました。
自分も相手も性自認は女性なので、「女性として女性が好き」そう自信を持って応えることができました。

母は「その人に対する憧れじゃない?」そう言っていました。
もしかしたら何十年後「あの恋愛はただの憧れだった」と思うかもしれません。
でも今はこれが私にとっての恋愛であり恋であり愛おしいと思う感情です。
恋愛の定義、愛の定義なんて自分が納得する答えに出会えたらそれでいいと思います。
私の中で恋は、あの人に会うまでに可愛くなりたいって思ったり、その人のことを考えると溺れているのかと思うくらい苦しくなったり、そんな感じです。

少し前はBette MidlerのThe Roseから自分に近い考えを見つけようとしたことがありました笑

母は最後に、「生物学上性別は二つしかなくて、好きになる相手が一択なんてありえない」そう言ってくれました。
言葉では肯定してくれているけど、将来は男性と結婚するそう信じている母の考えが垣間見えて虚しくなる気持ちも、カミングアウトできた達成感で気になりません。
多分アイデンティティが未熟な自分が何を言っても、母には響きませんので。
本気で今片想いしている人に恋して、自分の中にあるセクシャリティーに対する埃を払拭できればいいなと思います。



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