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【労務管理IT化】コストの定義
こんにちは、労務楽々アシストマスター
名古屋の女性社会保険労務士もちづきです🌸
先ほど郵便局へ行き、簡易書留を出してきました。
窓口の方に、
「領収書はインボイス制度への対応が追い付いていなくて、作成に時間がかかります」
と言われ、こんなところにもインボイス制度の影響が…!と、初めてインボイス制度を生活の中で実感しました。
昨日私もe-Taxで申請を出したので、来年少し不安です…
年末に勉強しないと…そして確定申告の準備…!
さて、本日は
【労務管理IT化】コストの定義
について投稿します。
先日、インスタグラムにてこんな質問をいただきました。
従業員が何人になっても月額定額で利用できる勤怠管理システムを教えてください。
サブスクの勤怠管理システムということです。
この質問をいただき、「…定額システムあったかな?」とパッと思いつきませんでした。
私の頭の中では
勤怠システム利用料金=利用人数✕月額/1人
という計算式が出来上がっているからです。
キングオブタイムなど、各クラウド勤怠管理システムはこのような料金体系になっていることがほとんどですよね。
クラウド他買い切りソフトも調べてみたのですが、
「人数に限らず必ず月額定額」というシステム、ソフトは見つけられず、「私の知る限りでは定額のものは存じ上げません」という回答をしました。
お力になれず、申し訳なかったです…
その後、家族にも同じ質問をしてみました。
家族はシステムの自社開発、導入、保守系の仕事をしています。
もしかしたら、開発料は高額ですが、自社開発の方が「定額」という部分はクリアできるのかもと思ったのです。
ですが、その場合でも必ず定額にすることは難しい、と。
・人材の投下量
・保守する範囲とカバーする人材量
・保守内容に対して追加料金が発生する可能性
などなど、自社開発したからといって定額に近づくわけではないそうです。
勉強になりました。
その会話の中で、
「導入前に、まず何をコストと思うのか定義したほうがいい」
と言われ、ハッとしました。
質問が料金のことだったので、ついつい料金面だけをコストとして考えてましたが、料金が低いことがコストが低いことに必ずしも繋がるわけではないからです。
自社開発を例にすると、
・市場に出ているクラウドの勤怠管理システムの設定、操作方法を一から学ぶほうが従業員の時間も取られてコスト増。
高い料金を払ってでも、自社の特性に一番合った勤怠システムを作ってもらう方が結果コストが低い。
・自社開発すると開発費用、保守費用が発生するのでコスト増。
ITに強い従業員が多いので、市場のクラウド勤怠管理システムを使うことに抵抗も無いし、料金も抑えれれるので結果コストが低い。
どちらも考えられますよね。
このように、料金だけをコストととらえるのではなく、
・導入~運用までの時間
・従業員が実際システム操作を覚える時間
・選んだシステムが自社に合うかどうか
こういった面からも検討し、
「何が自社にとって一番コストなのか」
これを定義づけることが大切です。
一番避けたいのは、
せっかく費用をかけてシステムを開発、導入したのに、運用がうまくいかず、利用をやめてしまう
ことです。
このことは自社開発、クラウドシステム導入どちらも避けたいことですね。
そうならないよう、自社にとってのコストとは何なのか。
しっかりと定義した上でシステムを選定しましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🌸
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