書評の星座の書評『ミスター•デンジャー』②

書評の星座紙プロ編p98

千代の富士って何? 格闘技やってた時代があったの? まあ曙だかがそういうのやってた時代もあったわけだけど、色んな時代があるんですなあ。プロレスの世界はゲーム実況の世界に似ている。外の世界の人々にはちっとも知られていないけれど、中では小競り合いあり歴史あり伝説あり、そしてそれらを見てきた人々の中にもドラマがあり、自分の人生とリンクさせてみたり、究極の閉じコンである。何やかやと吉田豪の口から語られる言葉はもう、それこそケーフェイだ。隠語を散りばめて喋ってるとしか思えない。でも本人にその気はまったくないのである。2008年組とか言ってるのと一緒だ(分かる?)。
寛水流てのは、自分の好きな堀口恭司の空手とどう違うんだろ。堀口のは寸止めのくせに思いっきり手出して、他道場から嫌われていたらしいけど。間違ったことする人達がのさばるのはどこの世界も一緒ね。
ミスターデンジャー松永、一体何者なんだろう。この本を図書館で探したら、なんかこの人飲食店やってるみたいだけど。絶対行きたくない。格闘技やってる人は何故飲食店をやりたがるのか。考察しがいのあるテーマだ。

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