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健康診断での失敗体験

それは、バリウム検査です。

バリウムを飲んだあとの下剤を飲んだ結果、
下痢が続いています。
「下剤 下痢が止まらない」を検索したら、排便の力がますます弱まり、胃腸の状態を悪化させるというもの。

悪化とは・・腸閉塞や虫垂炎などのリスクが高まること。

調べてみれば、効果は大腸に届くまでのスピードを上げる程度。つまり、便秘気味の人には合いそう。でも、わたしは通りが良い方。

さらに、バリウム検査は胃がんの有無を確かめるために行われてるけど、見つけたときはすでに、粘膜の下層部分にまで進行している状態。

ステージは1B期~2。
下層部分まで進行した場合、リンパ節に転移している可能性があり、胃とともに切除手術を受けなくてはならないという。

他の検査方法を調べてみると何種類もあり、よく行われている方法のひとつである胃カメラ検査は、表面部分(発生した段階)で見つけられるそう。
(ただ、胃カメラのデメリットは、嘔吐反射などの苦痛がある)

じゃあ、最初からそっちを選べば良かったんでは?・・受診先の病院ではちゃんと設備されていますが、健康診断では選択肢から外されていた。
やらないよりはという理由から飲む選択をしたわたしは、事前に調べて確認しておけば良かったと後悔しています。

さらに調べて、胃カメラ検査はバリウム検査で見つけてからようやく受ける二次検査の扱いだそう。(そう、二度手間)

わざわざこうするのは、国が定めたがん検診の指針に含まれているためだそう。
さらに、機能がほぼ向上しないまま行われていることと、胃カメラと比べて人件費が安く済むこと。これを知ったとき、ただの無駄に付き合わされたんだなという怒りの感情も湧いてきました。

ここまで時間と労力をかけて健康体を取り戻したのに、安易な選択をして体を悪化させたわたし自身にも。

でも、今回は良い勉強にもなりました。
今後はこういう無駄に付き合わされないよう医療に関する知識を増やして、賢くしたたかに現代医療と向き合う。この意識は強化されました。

健診は義務なので原則断れない。
しかしバリウム検査は任意なので、その任意の検査は断ります。


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