高知大学 南溟寮

高知大学 南溟寮について知りたい人に向けて元寮生が書いた。

自分は元寮生であった。
南溟寮についての情報が少なく、実態が分からない人が多いと思う。そこで、南溟寮について書いていく。

入寮したらまず最初の2週間は先輩と一緒でないと自分の部屋から出られない。自分の部屋から出たいときは先輩にお願いして、トイレさえ行く。また、外出したいときは寮門までついてきてもらわなければならない。

ここは、監獄なのかと思った。

また、入寮式がある。先輩の顔を見てはいけないという意味わからんルールがあり、電気はつけてもらえない。上を向いて歩かされ、食堂という部屋に集合させられる。もちろん会談も真っ暗の中、上を向いて歩かされる。そこでは、自分の名前が呼ばれたら大きな返事をする。また、意味が分からないことに返事をさせられる。「OO先輩がいちばんかっこいよな?」「はい」などである。「笑え」と言われたら笑わなければならない。ただただ笑えと言われて笑わなければならない。周りには2回生以上の先輩たちがいて、その一回生の姿を見て笑う。それを楽しんでいる精神が分からない。中には、呼吸が荒くなり、頭が痛いと嘆く仲間もいた。

それが終わると、寮のルールなどを覚えさせられる。まず、A4の紙に書いてあることを暗記させられる。22時30分から約1週間、試験がある。電気はついてなく、ろうそく一本立てられた6畳ほどの部屋に入り、覚えたことを一言一句間違わずに大声で叫ぶ。周りには、仮面をかぶった先輩たちが腕を組んでみている。少しでもつっかえたり、声が小さかったり、暗記していなく止まってしまうとやり直し。怒鳴られる。合格するまでやらされる。

本当におかしい。

次に始まるのが仮開放である。仮開放が終わるまでは、必ず先輩と一緒にご飯やお風呂に行かなくてはいけない。自分の都合で行くことはできないのだ。先輩がもうお風呂に行ってしまったら、お風呂に入れない日もある。もちろんご飯も。

高知大学 南溟寮はほとんど自由がない。

次の投稿では、高知大学 南溟寮の意味わからんルールについて説明していく。


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