母子の初めての海遊び!

パパと赤ちゃんと海


「我が子に海を見せたい」
パパが赤ちゃんを連れて海に行きたいと言った。
先日海へ!
海パンのパパと赤ちゃんが波打ち際へ。
初めての海をじっと眺める我が子。
パパが赤ちゃんの足を海につけようとすると、初めての感触に驚いて「あ~ん!」と泣いてしまった。
パパが「大丈夫だよ」と言うとピタッと止まる。足をつけるのは嫌だけど、海自体は興味津々!
この初めての体験をした我が子の反応が、すっごくかわいかった!

海で遊んだことのないアラフォー


私はアラフォーなのだが、生まれてこのかた海に遊びに行ったことがない。
かつて海沿いに住んでいたので、海を見ることはあっても、海水浴など遊びに行った記憶はない。
なぜかって?
私の父親は、競輪場。
私の母親は大好きなお洋服店。
そんなところばかりへ私を連れて行っていた。
両親は“子どもの喜ぶ顔が見たい”ではなく、“自分自身の楽しみを最優先”する人だったのだ。
私はアラサーになるまで、“競輪場が賭け事”と思わなかった。
あまりにも当たり前のように、物心ついた時から大学生になるまで競輪場に付き合わされた。
公園になど、両親と遊びに行ったことなどない。
母親が珍しくミュージカルに連れて行ってくれた時があったが、それも付き合い。
若草物語的な内容で私は楽しんで観劇していたが、母親は「もう帰ろう」と急かした。
私は「見たい」と懇願したが、途中で帰ることになった。
母親も父親も“我のこと”ばかり。自分自身のことしか考えられないのだ。

普通の母親になりたい毒親育ち

私は至って普通の、平々凡々なお母さんになりたい。
我が子の初めての海にキラキラさせた目がとてもかわいくて、テンションの高い姿にとても感動した。
「海って楽しいんだね!また赤ちゃん連れて行きたい!」と思った。
多分、“今のところ”私は普通のお母さんになれそうな気がする。
多分…。

この夏の良い想い出となった。


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