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あれから21年

もうすぐ6月12日。

これは母の命日。

21年前、C型肝炎から肝硬変になって

その上、なくなる1年前に卵巣がんが見つかって

母は生きるために手術を受けて

癌はそこで終結したのに

治療のきつさが肝臓を更に傷めつける結果となり

手術後1年で亡くなってしまった・・・

手術なんて痛い思いして

そのあとたった1年しか生きられなくて

本当に手術した事が正しかったのだろうか・・・

と随分私も辛かった。


今日は新宿に寄って

あるお店に行った時に

母が最期に食べたいと言っていたお菓子を見つけた。

リクエストがあった翌日に

急いで病院までもって行った。

結局は「食べられない」と言って

食べてはくれなかったけど

早速買って明日の朝から命日まで

仏壇にお供えしておこう。

美味しいと思ってくれたら嬉しいな。


私が最期に「食べたい」とリクエストするのは

どんなお菓子だろうな・・・

多分、京都の老舗の和菓子・・・かな

または京都、マールブランシュの「生茶の菓」かな


母は旅行が何より好きな人だった。

随分昔に二人でシンガポールに行ったのが

一緒に行った最後の海外旅行。



シンガポール植物園


ラッフルズホテル

もう21年も経ったんだな。

当時は1日だってすごくすごく長く感じたのに。


全く関係ないですが

この2枚の写真で私が着ている衣装は

自分で作りました。


今年の命日は私も仕事で忙しいですが

仕事人間だった母なので

その方が喜ぶと思います。


将来、また会えた時に

何を話そうか

きちんと纏めておこうと思っていますよ。

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