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安全パトロールに行って思うこと。Vol.2

今日は4つの現場を見て廻った。
店舗の内装というのは規模によってさまざまだが、一から十まで、一人の監督が、見積もり依頼、見積もりの精査、調整、発注から、各種の役所の検査の申請やら、引き渡すまでに何度もチェックや変更に対応しなければならない場合と、分業できる場合があるが、私の所属する会社は数年前から後者の方法を採用している。それはその昔残業300時間で180連勤なんてことも体験したこともあるが、業界全体がブラックだった時代だし、私も仕方ない、私がしくじったリ、急に変更が出たのだからって自分に言い聞かせて、仕方なく、対応していたのだから、ひどい時代だった。今は発注してくれる人がいて、業者の手配をしてくれる人がいて、楽になったなーって素直に思うのだけれども。逆に若い監督が、自分事にしなくなってきてしまったきらいがある。間違ったものや、数が合わないのは、僕のせいじゃない・・・発注していないのだから、発注した人が対処すればいいんだ。みたいのから、そもそも、発注されたものの数や形状も理解していなくて足りているのか、いないのかすら理解していなくて、そのうち工程が進みギリギリになってから、足りませんなんてことになる。寸法の確認や、図面の確認、変更や追加のさばきも、そもそも何個頼んでいるかも理解していないので、ものがなくてもわからないから、やはり工程が進み、先が見えてくると当たり前のように、「足りないんですけど」と連絡が来る。既製品で大量在庫があるものであれば翌日に届くこともあるが、曲げたり、磨いたり、切った貼ったや、塗装する特注品などは納期がかさみ、工程が、圧迫される。日曜日の法定休日に出社を余儀なくされることになる。来年法改正が実施される、建設業と、運送業の残業規制が予定されている今、現場はもっとコミュニケーションと責任の共有が必要であると切に思った。

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