婚約指輪

　社会人になって、様々な人、特に自分より上の人たちと関わるようになり、変わったと気づくのは婚約指輪。

　学生時代は指輪をつけている人がいなかったから、いいなと思った人に恋人がいるかはすぐには分かりません。だから、少しは希望が持てます。

　しかし、社会人になってかっこいいなと思った人に会うと、すでに薬指に指輪が。一瞬で失恋。

　学生時代と変わったなと思う瞬間でした。指輪をつけていないと、恋人がいるか分からないので頭を巡らせて思うことができます。しかし、指輪をつけていると、すでにシャッターが降りたようにシャットダウン。
もう２人だけの世界があるので、これからキュンといったハプニングはなくなるのかといった感じです。

　恋愛に疎い自分ですが、心に留めているのは「愛されるより愛する人になる」ということです。これは坂東眞理子さん『大人になる前に身につけてほしいこと』に書いてあることです。

愛されることにこだわるより、できるだけ自分からまわりの人を愛しましょう。（略）相手のよいところを見つけてほめてあげたり、困っていたら助けてあげるようにします。

『大人になる前に身につけてほしいこと』より

　

愛してほしいと嘆くよりも、まずは自分が周りの人たちのよいところを見つけたり、助けたりしようとして前向きに頑張ります！