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二世帯住宅を考える 第5回

5・ 不動産取得税の 控除 を2倍受けるべし!

      というお話。

住宅を所有するということは 現金以外の 資産 を持つということです。

 その 不動産資産 に関しては 取得時に1回だけ 不動産取得税 を それと 持ち続ける期間 において ずっと 固定資産税 という税金を 取られる ことになります。

 売却すればその 売却益 に対してまたもや税金が掛かります。

相続が発生する際には この辺り が問題になってきますが、それはまたいずれお話ししますね。

ところで
税金は国民の義務ですが、あなたはできる限り たくさんの納税 を心掛けていますか?

それとも
できれば 税金対策を考えて少なくしたい と思いますか?
・・・・私のように。

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分離型の2世帯住宅とした場合、私が推奨している【木造と同等価格のRC(鉄筋コンクリート)住宅】では1階と2階の登記を別々に行うことができます。
 ※【木造と同等価格のRC(鉄筋コンクリート)住宅】 = PaS-RC住宅 と命名しています
 Planned and Standardized -Reinforced Concrete construction の略です

また、不動産取得税の控除も1階部分と2階部分とを別々に受けることができます。

この 控除額 はそれぞれに1200万円(その都度調査が必要)です。

 つまり、同じ建坪であっても非分離型の場合は控除が1200万円なのに対し、分離型だと合計2400万円になる可能性があるということです。

 あくまでも、税金に対する控除金額のことであって、『 分離型にすると1200万円もうかる! 』・・・・ということではありませんので、そのあたりは誤解されませんように(笑)。

 これにより、過去の例では 二世帯住宅であるにも関わらず不動産所得税が 0円 だったこともあります。

 分離型か非分離型か・・・・この辺りにも支払総額の差が縮まってくる要因があります。

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税金の話は難しいので(単語が理解しにくいので)、興味をお持ちいただければ個別にご相談ください。

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RC住宅を 敵視 する住宅営業マンには
『 RC住宅は建設コストが高いですよ。 』
『 RC住宅は 固定資産税が高いですよ。 』
『 コンクリートはひび割れしますよ。 』
『 コンクリート住宅は結露しますよ。 』
『 コンクリート住宅は夏暑くて冬寒いですよ。 』
などという 勉強不足 な方々がいらっしゃいますが、そのような営業マンに出会った際にはこう聞いてみて下さい。

『 建設コストが 御社の推奨する建物と同じ価格 だとしたら あなたは個人的には本音ではどちらで建てたいですか? 』

私がハウスメーカーさんの住宅展示場でこれを質問した際にはこのような返答がありました。

『 価格が同じなどということはあり得ないのですが、もしもあったとすれば RC住宅の方が良い と思います。 』ということでした。

『 コンクリートはひび割れするのに RC住宅の方が良いのですか? 』と聞き返したところ
『 えっ!?・・・・ 』と、返答が返ってきませんでしたので申し訳なく思い、スルーしました(汗)。

次回この辺りのことも説明しますね。

今回の内容に興味があれば、ぜひ こちらの本 をお読みいただければと思います。(アマゾンKindleの私の出版物のページにジャンプします)

こちらの YouTube をご覧になりませんか?
恥ずかしながら 顔出しして PaS-RC住宅の一部作品を紹介をしています。

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2世帯住宅って奥が深いですよ~っ!

だって、親子とはいえ別世帯が同じ建物の中に同居するわけですからね。

プランの作成も大事ですし、根本的に構造も大切です。

設計を依頼する際には、その設計士さんがどの程度2世帯住宅に関する造詣を持っているかをキチンと確認しておくことをお勧めいたします。


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