チャットGPT。
先日アルバイトの女子大生に
「学校に提出する文章や宿題は、今の時代チャットGPTで作って提出してもいいの?
と、馬鹿なことを聞いてしまいました。
もちろん彼女の答えは
「AIで作った文章は読めばバレるよ」と先生に言われたそうです。
もちろんそれは、もはや先生でもわからないくらいAIは発達していて、生徒達の良心と学習能力を向上させる気があるかどうかを、彼等に問いているのだと思います。
なぜ大学に入ったのか?
しかも難関大学に。
そこにはコンピュータを扱う能力やそれに頼る気持ちよりも、自らが考え答えを出す。
その事がまずは大事で、その能力が備わればAIを進化させる人間としての力が出来ていくと言う事ではないのだろうか?
先日チャットGPTに少し興味があるので、その使い方と実用例みたい話を聞いた。
その最後に講師?の人が言った話が私の胸を少しだけ撫で下ろした。
それは・・
将来的には技術は人間より正確にコンピュータ制御の機械が行い。
家庭では料理を作る習慣がなくなり「お袋の味」など無くなる。
機械で作られた文章や言葉、そして食べ物に至っても常にリズムが一定になる。
本来人間は完全なものよりも少し不安定なものの方に暖かさを感じる。
しかしその暖かさも感じられない人間に作り変えらようとしている事に、今、気が付かない人達があまりにも多い様な気がする。
と。
考えることも楽しいし、答えが見つからない事も楽しい。
勉強して「よし!完璧!」
と思った答が間違えていてもそれはまた勉強し直せばいいわけで、それもまた楽しい。
人は挫折と思考の中で人間が形成され不安定だけれども、なんだか答えが出ない人生を楽しめるのではないのかな。