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生きるためのきろく

新たな予想外の展開になったので、記録と自分のためにnoteを始めてみます。

怪我で右手が動かなくなった。
肘から上は動く。手が全く力が入らなくて、握れなくて指も動かせない。
神経が傷ついてると思われ、回復には長い時間がかかるみたい。神経は1日1mmずつ良くなると教えてもらった。ひとまず、1〜2週間で治らなかったら専門の病院で診てもらうことになる。

どこまで回復するのか、多少の障害が残るのか、わからない。悪い想像をしたいわけじゃないから。ここでは、良くなる!治る!という前提で現状を書いていこうと思う。

記録してないと、悪いことばかり考えてしまうからそれを防ぎたい対策でもある。

利き手が動かないので、日常生活のありとあらゆることを左手に頼っている。左手に頼りすぎて手がしびれてきたり。こんなに両手が使えるということがすごいことだったなんて
。私は気づけなかった。

病気してから人間のからだってすごいなあと思うことばかりだけど、さらに増してすごいなって感じてる。


8月9日(土)
4日目にして、左手で歯を磨くのが上手になってきた。最初はこれじゃすぐ虫歯になっちゃうと思ったけど、大丈夫かも。磨く回数が多いから上達が早い。ちょっとずつの積み重ねの威力を感じる。

お米は炊けるし、お茶碗も洗える。洗濯物が難しい。野菜切ったり料理が難しい。何をやるにも時間は倍、倍以上かかる。だけど、このゆっくりは嫌いじゃない。疲れるけど。

今心配なのは、爪を切るのはどうやるの?って思ってる。ちょうど爪切ったあとだったから、まだ大丈夫だから切っておいて良かった。たぶん自助具という道具が作られていると思うから、ちょっとずつ調べてみよう。これから出来ないこと難しいことを工夫と道具と助けてもらいながら、乗り越えていきたい。治ったときに自分がパワーアップしてるようになりたい。

5日間は落ち込んでいいと決めたから。
あと1日は落ち込む予定でいる。平気なふりするより強がるより、こういう時はとことん落ち込んだ方がいいのだと私は長い療養生活で学んだのだ。

下手に大丈夫なふりしたまま先へ進もうとすると、苦しくてたまらなくなるから。
それよりもとことんもう自分がすっきりするまで落ち込む方が絶対いいのだ。

気を張っている必要があって、それが出来ないことも多いけど。落ち込む時間がとれるなら、もう思いっきり落ち込んだ方がいいんだと思った。音楽聴いたり、泣いたり、ひとりでエネルギーを発散したり。映画を観たり。こういうときに観る映画って、自分が必要としている映画に出会うから不思議だ。

強がって大丈夫なふりしてると、すっきりはしなくて。だけど受け止めるのに時間がかかることはずれが生じる。少しずつ自分のタイミングで良いから、受け止められないことをそのひとのタイミングでゆっくり時間をかけて身に昇華できたらいいなと願う。

嫌だけど、とことん向き合って泣いて落ち込んでエネルギー発散したら、なんだかすっきりとした気持ちがやってきた。不思議だ。だけど不思議じゃないのかも。クリアしたらまた次また次と課題は終わりがないですな。
ひとつずつ、一歩ずつ。
クリアしていこう。

家族の周りからのサポートがなかったら私はここにいられない。本当に人に恵まれてるって感じる。ありがとうって気持ちも伝えることも、忘れずに。

がんばろう、、!

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