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飽和しているマーケットにおいてユーザーを獲得する3つのポイント

店舗ビジネスをされている経営者様へ
こんなお悩みはありませんでしょうか?

・同業種のお店がどんどん建っている、、
・他のお店との違いをうまくPRできない、、
・お客さんが減ってきている、、

今は美容室や整体院、飲食店など多くの店舗ができていますよね。
その中で、そのように自分の店舗を選んでもらうようにするか、皆様悩まれているかと思います。

競合が増えた今、
顧客や市場を細分化し、狙っていく市場を決定。
さらにポジショニングで市場の中での立ち位置を明確にするという手法
があります。

この記事では、マーケティン分析の一つである、STP分析についてお伝えしていきます。


STP分析とは?



まずSTP分析とは?
という点なのですが

マーケティングのフレームワークのひとつで、
下記の頭文字をとったものです。

Segmentation(セグメンテーション)
Targeting(ターゲティング)
Positioning(ポジショニング)

ざっくりとして流れとしては

ますセグメンテーションによって顧客や市場を細分化する。
次にターゲティングで狙っていく市場を決定する。
さらにポジショニングで市場の中での立ち位置を明確にする

という手法がSTP分析から実現できます。

現在は幅広く顧客を対象にして、マーケティング施策を展開しても、思うように売上に結びつかないケースが非常に多いです。

そこで活用したいのが「STP分析」です。
どのようなターゲットに対してどういった立ち位置からアプローチを図るのかを明確にして、マーケティング施策に取り入れていきます。

STP分析の重要性

STP分析がマーケティングにおいて重要な理由は
幅広い顧客層を狙った商品やサービスは、相手にされないから
です。

冒頭で話しましたが、今はサービスが莫大に増えており
似たようなサービスが多く存在しております。
その中で、自社が選ばれなくてはなりません。

消費者の価値観が多様化している昨今においては、
ひとつの商品やサービスが
あらゆる顧客のニーズを満たすことはありません。

新しい商品やサービスを展開するにあたっては

どういった市場に向けて
どのような立ち位置から

アプローチを図っていくと
効率よく収益に結びつけていけるのか
事前分析が欠かせません。

どの立ち位置を明確にするために行うことが
今回お伝えするSTP分析です。


STP分析で分かること


結論
「どのような顧客をターゲットにして」
「どのような立ち位置からアピールを行うのか」
という点が明確にできます。

STP分析を行うことで、

・どのような顧客が市場に存在しているのか
・どのような顧客がいるのか
・どの顧客層を狙っていくのか

を把握することができます。

ここまでの話は理解できましたでしょうか?
次にSとTとPについて詳しく説明していきます。

S:セグメンテーション(Segmentation)

セグメンテーションは、市場全体を細かな部分に分割し(セグメント化)、それぞれのセグメントが共通の特徴やニーズを持つようにします。
これにより、企業は異なる顧客グループに対して異なるマーケティング戦略を展開することが可能になります。
セグメンテーションの主な方法には、地理的、デモグラフィック、行動的、心理的な要因に基づくものがあります。

T:ターゲティング(Targeting)

:ターゲティングは、セグメンテーションで特定された複数のセグメントの中から、最も魅力的なターゲットセグメントを選択するプロセスです。

企業は、選択されたターゲットセグメントに焦点を当て、そのセグメントの特有のニーズや要求に合った製品やサービスを提供することを目指します。

選択したターゲットセグメントは、企業のリソースを最適に活用し、競争優位性を築くのに寄与します。

P:ポジショニング(Positioning)

ポジショニングは、企業が選択したターゲットセグメントに対して、自社の製品やサービスを他社との差別化を図りながら明確に伝えるプロセスです。

企業は、消費者の心において自社の製品やサービスが他社よりも優れているという独自の位置づけを築くことを目指します。

ポジショニングは、ブランドメッセージや広告キャンペーンを通じて行われ、消費者に対して特定のイメージや価値を提供します。


ポジションマップの作り方ですが
①消費者が購入を決定する要因を洗い出す。
②お客さん目線で、優先順位をつける
③優先順位が高い要因を組み合わせて作成する
④自社と競合のポジションを明確にする(空いてるポジションを探す)

の順番がおすすめです!

ポイントは、優先度の高い組み合わせをいくつか考える点です。


事例:チョコザップ

今やジム業界は飽和している状態で、完全にレッドオーシャンです。無人ジムやパーソナルジムなど様々な業態があります。
今からジム業界へ参入することは大変ですよね?

ですがチョコザップは、短期間で爆発的にヒットしました。

チョコザップとは、RIZAPグループ株式会社さんが展開するジムです。
24時間365日全店舗使いたい放題で、月額2980円が売りのジムです。

chocoZAPはサービス開始のわずか1年間で
エニタイムフィットネス、カーブスなどの既存のジム会員数を超え、日本一の会員数になったジムです。

STP分析でいう、チョコザップの戦略は

大手ジム業界のSTP分析


・ルネサンスさん
中高年向けの筋肉トレーニングや健康維持を目的にされている方々がターゲットにです。

・エニタイムフィットネスさん
年齢層の若い筋トレガチ勢向けのポジションが開拓されました。

・カーブスさん
中高年向け女性にターゲットを絞り切って、新市場を切り開かれました。

理由としては、そもそも市場がないと思われていたからでしょう。
そしてチョコザップはここにぴったりとハマり、市場を独占しつつあるのだと考えられます。
ジム業界といえば、競合他社がひしめき合う、いわゆるレッドオーシャンと化している状態です。
ですが、その飽和しているマーケットにおいても、セグメントを切って、拓きに行くことの大切さがわかる好例ですね。

まとめ:勝てるポジションを見つけよう


インフルエンサー兼社長の青汁王子。
有名になったヒット商品としてして「フルーツ青汁」が有名ですよね。

市場が飽和していると言われているこの

青汁業界」

において、青汁王子が実践して結果を出したのも

レッドオーシャン戦略

つまり見込み客が多い業界において、セグメンテーション・ポジショニングを確立して、商品をリリースするという戦略にて結果を出した1人です。

競合が多い中、経営されている皆さんに
ぜひこのSTP分析を活用していきましょう。


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