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ノマドニアDiary#24

終わりのはじまり

ノマドニアバリ島6期が終わった。
飛び去った、過ぎ去った、駆け抜けた…
なんて表現するのがいいのか分からないけど、一瞬で過ぎていった1ヶ月だった。今までの人生の中で1番早く過ぎ去ったような気がする。

ノマドニア最終日はWarung Shishaで最後のオフボーディングをした。
自分のこれからの未来をみんなに発表するのがメインだった。

私のこれからの夢は
 コーチングのスキルを上げて、1年後のノマドニアで
 講師をすること。

ノマドニアに来る前は、自分の中の「やりたい!」という声を聞こえないフリをして、自分で自分に動けない呪いをかけていた。ノマドニアに参加して、これからの夢と大事な仲間に出会えた。バリ島6期のみんなに出会えて、みんなからいろんな気づきと励ましをもらって、その呪いがパッと晴れたような感じがしている。この夢が叶った時、その時の自分は、さらに今とは変わっているはずだ。飛ぶように過ぎていった1ヶ月と、バリ島で出会った人は私の大切な宝物だ。

オフボーディングが始まる前は「あぁ、もうノマドニアが終わるのか」と寂しくて泣きそうになってたけれど、10職種の経験を経て、みんなそれぞれに進みたい道を見つけて、歩き出そうとしているのが、発表の内容や声、表情から伝わってきた。そんなみんなの話を聞いていると、今日この日はノマドニアが終わる日ではなくて、みんなの夢の始まりなのかなと思った。

みんなの夢の先がどうなっているか、すごく楽しみだ。

世界のどこかで会いましょう!

夜は6期のメンバーはもちろん、講師の方で来れる方もみーんな集まってバリ島の伝統料理「バビグリン」を食べた。そういえば6期が始まった初日もみんなでバビグリンを食べた。前回は紙袋に包まれたものだったけど、今回は豚を一頭丸々焼いた本格的なもの。
Warung Shishaのお店のテーブルに載せられた豚は木彫りかと思うくらいつやつやしていた。店長のラマさんが切り分けるとパリパリと飴を砕くような音が聞こえた。豚肉からする音じゃなくて、みんなで大はしゃぎしていた。お皿に切り分けてくれたお肉や野菜などを自分が食べたいだけ持って食べていく。
オレンジ色の照明の中で、ノマドニア期間中の思い出や恋バナで盛り上がっているグループもあれば、仕事の話をしているグループがあった。卒業生や講師などノマドニア関係の人が次から次へとお店にきて、みんなでビールを飲んだり、シーシャを吸ったりしている。
今までの夜と変わらない光景で、明日からは新しい生活が始まるなんて信じられなかった。普通に明日も朝に「おはよーう!」ってみんなと言いあってShishaに集まってそうだった。信じられない気持ちはあったけど、寂しくて泣きそうになることはほとんどなかった。もっと号泣してるかと思ってたのに。ちほさんとかノマドニアのXの投稿とかで「世界のどこかで会いましょう」という言葉を見たり、聞いたりしてるからこれで一生のお別れだという感覚にならなかったのかもしれない。行こうと思えばいつでもどこにでも行ける生き方のかけらをつかんだ私たちは、きっと世界のどこにでも行って、会いたい人に会いに行ける。だから寂しくないのかもしれない。

いつもと変わらない夜
きっとまたいつか世界のどこかで会えるよね

ワインとアイスと時々ラムネ

いつものシェアハウスに戻ってきてからやった二次会では、なっちゃんとよーすけくんが次の日に帰っちゃうから、少しでも一緒にいたくて眠い目をこすりながらいろんな話をした。バリ島6期のメンバーはもちろんみんな大好きだけど、なかでもゆーちゃん、なっちゃん、しゅまをの3人は特に大好きだ。3人がいたから今の私があると言っても過言ではない。講座を受けるのも、お昼を食べるのも、どこかに遊びにいくのも初めから終わりまで文字通り朝から晩までずっと一緒にいた。お腹が痛くなるまで笑い転げたのはもちろん、自分に自信が持てないとネガティブな部分もさらけ出して、それすらも受け止めてくれたのが私にとってはとても大きかった。
本当にありがとう。

そんな大好きな3人に今までみたいに会うのはできなくなると思ったら、眠い頭にお酒が入って涙腺が緩くなってるから、まぁ泣いたよね。盛大に。夜中の3時くらいになっちゃん、ゆーちゃん、しゅまを、私の4人で大号泣。テーブルの真ん中にティッシュの山が出来上がった。
バリ島6期に来てくれてありがとう。一緒に過ごしてくれてありがとう。みんなのおかげで本当に楽しい1ヶ月だったよ。バイバイじゃなくて「またね」だね。それまで元気でいてね。私も私で頑張るよ。

「また9月にディズニーで」が私たちの合言葉。


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