スタートアップ企業の人事として半年働いて感じた「仕事・文化・報酬」の現実

2022年10月24日 11:57

自己紹介

はじめまして、
株式会社ナンバーナインで人事を担当している塚本です。

僕はこれまでリクルートグループの人材部門で6年、ベンチャー企業のグローバル人材部門で3年間、採用コンサルとしてキャリアを積んできました。そして2022年の4月に漫画業界のスタートアップ企業ナンバーナインの人事職として入社しました。
それまではエンタメ業界との関わりはほとんどなかったです。
私と同じような社会人10年目、30代前半の方でスタートアップへの転職を検討している方もいらっしゃると思います。
今回はそういった方々に向けて、僕の実体験をお伝えします。
少しでも、ご参考になれば嬉しいです。

入社前に持っていたスタートアップ企業のイメージ

皆さんは、スタートアップ企業に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか？私はナンバーナインに入社する以前はこのようなイメージを持っていました。
業務…担当する業務に境目がなく、必要なことは何でもやる。
文化…日本一とか世界初などの言葉が当たり前のように飛び交っている。
報酬…入社年数に関係なく、成果と責任に見合った報酬がもらえる。

６ヶ月間働いてみてどうだったか

結論、想像したイメージとのギャップはほとんどなかったです。
例外があるとすれば、ナンバーナインの社員の戦闘力（企画力✕運用力＝成果）は想像以上の高さでした。少数精鋭部隊としては、最強クラスだと思います。
では、具体的な実態について業務、環境、報酬の観点からそれぞれお伝えします。

仕事内容

◆入社前のイメージ
担当する業務に境目がなく、必要なことは何でもやる。

◆経験したこと
中途採用に関わる採用計画の設計と運用
新卒採用に関わる採用計画の設計と運用
オンボーディングの企画運用
採用イベントの企画運用
社内向けイベントの運用
社内制度のアップデート
労務業務のマニュアル化

これらの採用、育成、評価、労務、制度の領域を横断的に、
僕自身がやりたい！とおもったことをほぼ全てやらせていただきました。
入社半年でここまでの裁量を与えてくれる会社はとても限られていると思います。

文化

◆入社前のイメージ
日本一とか世界初とかそんな言葉が当たり前のように飛び交っている。

◆実感したこと
ナンバーナインは創業メンバーだけでなく働くすべての従業員が、漫画業界に新しい価値を提供することに本気でこだわっています。
例えば、月イチで開催される全社会です。経営方針と各事業部の進捗が共有がなされる場ですが、「圧倒的シェアNo1」「日本一の作品をつくる」「漫画業界のインフラ」などの言葉が当然のように発せられます。
僕がいつもこの会社の文化を象徴的に感じる瞬間です。

報酬

◆入社前のイメージ
入社年数に関係なく、成果と責任に見合った対価がもらえる。

◆実感したこと
僕が入社して初めて担当した仕事は中途採用のオペレーション業務でした。
その後は上記で列挙した仕事内容を担当しています。目の前の仕事で結果を出すと、その報酬として「面白い仕事」「やってみたいと思う仕事」を次々と任せてくれます。成果に応じて新しい仕事を任されてもらえることは、私にとって何ものにも代えがたい報酬です。
また、半期に一度の経営陣との評価面談が実施され、賃金・昇格にもしっかりと反映されます。

余談：心の中でガッツポーズ
最近、ガッツポーズをすることが良くあるなと感じます。（心の中で…）
例えば、入社が合意する瞬間、採用に関わった方が活躍している瞬間、MVPに選ばれる瞬間、採用に関わった方が活躍している瞬間、社員から信頼していると言われた瞬間、…etc
こういった瞬間に立ち会えるともっと頑張ろうって気持ちになります。
皆さんは最近、仕事でガッツポーズをする瞬間はありますか？

どんな人におすすめなのか？

以上がスタートアップ企業で半年間働いてきた私の率直な感想です。
マニュアル化や成功が定義されていない状況から、プロジェクトの責任者として仕事を任されることは、大きなストレスとプレッシャーを感じることも沢山あると思います。しかしその挫折や自身の喪失などの葛藤を乗り越えた先に、一番の醍醐味を感じる瞬間があります。
そしてそのような環境下で、チャレンジしたいと思える方とぜひ一緒にお仕事がしたいです。ナンバーナインは中途ポジションを積極採用しています。

現段階で応募意欲が固まってなくても問題ないです。
ぜひ一度カジュアルな形式でお話しをしましょう！

最後まで読んでいただきありがとうございました。