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たかが赤リップ一本。されど一本。

ロクシタンのリップバームを手に入れました。
それもめちゃくちゃ赤です。

自分で買ったわけではございません。
たまたま景品でいただきました。

自分の中では赤リップは顔立ちがはっきりしている人、自分の容姿に自信がある人が似あうものだと思っていました。
ので二重でもなけりゃ目鼻立ちもしっかりしていない自分が赤リップをつける姿なんて想像もしていません。

更ににっくきコロナのせいでマスクが必須になり、対面であれば鼻から下を人に見せる機会がめっきり減りました。
ズボラな私は赤リップどころかリップなんてつけなくてもいいんじゃない?とサボることも多々ありました。

それがどうでしょう。
たまたまもらったこの赤リップ。
使わないと損ではないですか。

ということで使ってみたのですが、なんの工夫もせずにとりあえず直塗りしてみました。これはいかん。私の危険アラートが脳内で鳴り響いています。
リップの色に完全に私の目鼻が唇に負けています。

ならばとリベンジ。
次はリップを唇の上に数回ポンポンと置き、指で色を広げました。

するとどうでしょう。
匠の技によって唇がいい感じに色づいたではありませんか。
(ビフォーアフターの脳内BGM流してくださいね)

鏡に映る自分はいつもよりも顔がしまって見えた気がします。
正直他者から見てどうだったか、とかはどうでもよくて、自分が「リップを塗って、自分が自分を信じるに値する容姿に近づいたな」と思えました。

たったの赤リップ一本です。
それだけで自分を好きになるには十分な足がかりでした。

景品として赤リップもらえてすごくラッキーでした。

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