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「今日は帰るよ」の心の中

気の置けない友達と楽しくご飯を食べる。

お酒も自分が楽しめる程度に飲む。

ああ、こんなに楽しくて美味しいご飯を食べられるのって幸せだなあ。

そう思う。

時計を見れば、まだ終電は残ってるけど、自分は満足している。

もう一軒かカラオケは行けそうだ。

でも私は迷わず帰宅を選択する。

他の人がどれだけ残ろうが、帰る意思を示しているのが私だけだろうが関係ない。

残りたくないわけじゃない。

むしろもっと、と思う。もうちょっとだけ粘ってもいいかな、とか一瞬横切る。

そんな迷いを一刀両断。帰るのだ。

「もっと」をくれた友達とはこれからも仲良くできる。これからも「もっと」をくれるだろう。その確信だけで十分だ。

「また今度」をつくりたいから今日は帰るよ。
そう思わせてくれてありがとう。

そうして爆音でmiletの Anytime Anywhereを聴きながら電車の中で今日を反芻してる。

「帰る!」でバッサリ言っちゃってごめんね。でもそれを受け入れてくれる人にしかそんな言い方してないんだよ。

またご飯食べようね。