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オニが笑っても

毎年、初詣は歩いて行ける大仏様へ
来年はどんな年になるのかな、するのかな



2022年が、あと残すところ1ヶ月位になった頃から
夫婦の会話に「来年のこと」が出るようになりました。

「来年のことを言うと鬼が笑う」というコトワザがありますが

「昔のことを言うと鬼が笑う」というコトワザを最近知りました。

この場合、鬼の笑い方はどちらも「ニコッ」ではなくて「嘲笑」なので

本当に鬼は「わざわざ、どうにもならない事を語っても何にもならんよ」と
力説しているかのようです。

それでも夫婦は「来年のこと」を、よく話しています。

ふたり共に還暦を越えたのですが

たぶん来年は「よく働き、よく楽しむ」1年になる予定です・・・

なぜ「予定」なのかと言えば

本音は「ちょっと働いて、けっこう楽しみたい」からで

ふたりともこの甘い誘惑に引っ張られないように

あえて互いに宣言をして、自分を方向付けしようという作戦です。

だって楽しんでばかりでは、生活が成り立ちませんからね!

主人は訳あって長年務めた会社を3年前に退職しています。

30年以上組織の中で培われた価値観を捨て
新しい人生を歩き始めて
とても不慣れで、戸惑う事も多かったと思います。

人は容易に変われるものではない事
でも同時に
少しずつでも変われない事はないと言う事を
横で見ていて感じました。

コトワザの鬼が言いたかったのは

たぶん目の前にある「今」を大事に生きなさい・・という事でしょう

なるべく嘘はつかず、ズルをせず誠実に
なるべく手を抜かず、効率を考え勤勉に
慈愛をもって
自愛をもって

「仲良く暮らす努力」を怠らなければ、鬼も笑う事は無いでしょう!







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