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忘れない言葉

ふと思い出した挨拶の言葉
時も人も選ばない万能な言葉

「ごきげんよう」
私の高校の挨拶です

校門を出入りする時
授業の始めと終わり
職員室の出入り
先生とも
先輩とも
いつでも、何処でも、万能に「ごきげんよう」を使います

とても穏やかで、関係性も問わない
角のないような言葉に思えて、好きでした。

「ごきげんよう」とサヨナラする時も
何となく後に残るサヨナラの余韻も、温かくなる気がします

本当に、ご機嫌が良くなる気もしてました。

だけどそんな穏やかな校風だったのに

校訓は「恥を知れ」という厳しいもので

これは深くて理解するのは時間がかかりました

この言葉は他人に発されるものではなく
常に自分に対して発する言葉として説かれています

人に見られて、聞かれて、それは恥ずかしいものではないか…常に自分に問うように
いつも自分を戒めていきなさい…と

耳あたりは厳しい言葉ですが
とても大きく深い愛情を感じました。

だからこそ実行し続けていくのは難しいのですが

いつも私の心根の奥底に、生きている様な気がします。

10代の心や頭が、とても柔らかい頃に受け取った言葉は

今の私にも「叱咤激励」を与えてくれます。


追記
ギャラリーからお借りしたのは
「あや」さんの作品です🥀ありがとうございました


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