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願えば叶うということ

少し、今日はポジティブな話を。
実はここ最近、ずっとこうなれば良いなと思っていたことが現実化した。
その夢は約20年願っていた事だった。

野暮に聞こえるかもしれないけれど、願えば叶うのだと実感する体験だった。

でも振り返ると、ただ願っていただけだったのか。。

その夢を実現する為に自分が1個ずつしてきた事が、あまりにも多く、そして、それにより傷つき苦しんできた事も思い出した。
けれど、その1個ずつというものは、夢を意識していたのではなく、夢に対して無意識の意識の中で向かっていたように思う。

例えば野球選手になりたいと願った大谷翔平選手は、自分が願う野球選手像を若い時にしっかりと文字にして、それを意識しながら1つずつ努力していた事が有名だ。

けれど私がしてきた努力は、私としては当たり前の範囲であり、大谷選手のようにコツコツとしてきたのかと言われると違う。

では、何をしていたのかを振り返ってみると、諦めなかったことだ。今も尚、諦めていない。
諦めないというのは、自分を信じ続けたと言い換える事ができるかもしれない。

私は大学を中退した時、高校時代の友人に"なぜ、親のお金で遊べる4年間を棒に振って、毎回薔薇の道を進むのか、全く理解できない。"と言われ、友人達は離れていった。
19歳から20歳、社会に出てからは夢を語ると、"口だけだ。"と言われたこともあった。
"夢がデカすぎる"と笑われたこともあった。
この例は、その後の関係を断つことになる人達からの言葉なので極端ではあるが。

そういう言葉に傷つき、そして、友人が離れていくことで自分には理解者がいないと思うときもあった。

でも、そんな中でも私が必ず世界を舞台に仕事をする事になると断言してくれた先輩達も何人かいた。
その言葉に支えられながら、そして、その言葉を裏切りたくないという一心で前だけを向いてきた....と言いたいところだが、何回も挫折しかけた。
夢を達成すると想定していた年齢を超えると、自分の不甲斐なさや、自分の選択に泣いた。

けれど、それでも諦めてしまおうと、自分が作って敷いたレール、即ち社会が作ったのではない、自分専用の自分だけのレール。
それを外れる事はしなかった。
そして、常に寝る前に夢を叶えた自分を想像してから寝ていた。

夢を叶えるまでは、もちろん会社員としても生きる必要があり、そこでも妥協せずに、出る杭は打たれようが、自分を消すことはしなかった。
おかしいと思えば転職をして、より成長できる場所を探し求めたし、必ず何かを得る、そして結果を作る気持ちで全力で働いてきた。

その結果、30代になると周りに良い人達だけが残っていくようになった。
その人達に支えられ、叱咤激励されながら、挫けそうになった時は助けてもらいながら、夢を忘れず、時には言葉にしながら、前を向いて歩いてきた。

そして、夢を見続けて20年。
沢山の人に機会を与えてもらい、やっと夢の第一歩が始まった。
それはあまりにも急に訪れた。
どうしようかと悩む間もなく、二つ返事ですぐに行動に移した。
もちろん不安があったわけではない。特に金銭面の不安は増えたかもしれない。笑
でも、投資だし、チャンスは逃してしまったら、もう来ない。
"今回は諦めて次回に。"なんて言っていたら、きっとそのチャンスは消えてしまう。
お金は戻ってくる。働けば我慢すれば戻る。でも、チャンスは戻ってこないのだ。

だからこそ、ここで言いたいのは、夢がある場合、チャンスについての嗅覚を鍛える事が、まずは大切。
嗅覚が弱いと、訪れたチャンスも気付かぬ間に逃してしまう気がする。
そして、次に、決して自分を曲げない事。
全ての選択は自分の責任のもとに行う。
それによって周りはワーワー言うだろう。その大半はネガティブであり、あなたの足を止めるものだ。
けれど、どうしても叶えたい夢があるなら、そんなものただの雑音だと理解すること。
その言葉の発信先が例え、血縁関係のある人だとしても....

私の両親は飛行機が怖くて、私の幼少期からできる限り飛行機に乗らない選択をしてきた。
海外なんて、遠い遠い、私達には関係のない世界だと教えられた。
(だから、私も実は離陸時はパニックを起こす。)

でも、私はどうしてもアメリカが見たかった。
1年半前、仕事でサンディエゴに行った。
その夜、仕事でご一緒した方と夕飯をしながら、号泣した事があった。
夢を叶えられない自分の不甲斐なさに悔しくなり、そこでかけられた温かい言葉に泣いたのだ。
あれから1年半。その人たちと、今度は違う立場で再会する事ができた。
そして、次のステップにいく私を全力で支えてくれ、更に仲間が増えた。

夢は叶う。
柵は山のようにある。日本人として日本という国に生まれると、サラリーマンになるように教育される。
驚くほど整備されたレールを、社会が用意してくれるので、そこから外れたら障害だらけだろう。

でも、想いを強く持てばきっと大丈夫。
そのまま真っ直ぐに色んな壁にぶち当たりながらも、自分を保つという努力、自分の人生を大切にすると意識し続けていれば、遅かれ早かれ、あなたにとってのベストなタイミングでチャンスは必ず舞い降りる。

そのチャンスはきっと誰かが関わってくれると思う。1人で生きていて、ポンッと宝くじのように当選するようなものではない。
だからこそ、感謝の心と謙虚さは忘れずに生きていこう。
そうすれば、必ず夢は叶う。そして叶ったら、次はチャンスを還元していこう。
それが人生なのではないかと思う。

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