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[其の二十九②] 出雲


[其の二十九①]の続きです。




2プレート目は、左上の緑色の素焼きの土のお皿です。



(緑のプレートの1番上)
出雲の神社に行くとやっぱり意識がいってしまう私の大好きな『注連縄』です。


『平安時代のスイーツ』という本に載っていた『唐菓子(からくだもの)』の『さくべい』というお菓子を参考にして、注連縄を作ってみました。(唐菓子は、いくつかの神社さんで今も神様へ「神饌」として、お供えされているそうです。(奈良の春日大社さんや漢國神社さん、などなど。))

今回で『さくべい』を作ったのは2回目ですが、まだ生地の扱いがなれていないので、『注連縄』に見えるかは…分かりませんが。
出雲大社の神楽殿の注連縄を参考に作ってみました。



(緑のプレートの上から2番目)
メレンゲで作った八雲です。


ふわふわの雲にしたかったので、メレンゲで表してみました。
(口に入れると、すぐにとけてしまう雲です(о´∀`о))



(緑のプレートの1番下)
トリュフチョコレートです。


(右上)
ブラックチョコレートにコーヒー(粉)とブランデーを入れてガナッシュを作り、ブラックチョコでコーティングして、黒米(島根県産)をトッピングしました。

『かっこよさ』『強さ』『魅力的』などを表してみました。

(右下と左下)
ホワイトチョコレートのガナッシュを作って、それぞれコーティングしました。

出雲の女神様たちの『あたたかさ』『やさしさ』『かわいらしさ』『キラキラした輝き』などを表してみました。



(真ん中)
右上と同じガナッシュで、外はホワイトチョコレートでコーティングして、赤色で着色したチョコレートで『火』の雰囲気を作ってみました。

『情熱』『強さ』『あたたかさ』などを表してみました。



(左上)
右下と左下と同じく、ホワイトチョコレートのガナッシュをホワイトチョコレートでコーティングして、抹茶の粉と少しだけ山椒粉をかけて。山椒の葉をトッピングしました。

出雲の『豊かな自然』と、山椒で『力強さ』『生命力』『さわやかさ』を表してみました。



写真には写っていませんが、こんなのも作ってました。

ラズベリー果汁を入れて作った寒天液をラップでくるんだら『火』みたいにならないかなぁ?、とチャレンジしてみました。
『火』に見えますでしょうか?(о´∀`о)
『情熱』や『あたたかさ』『心の強さ』を表せていたらいいな、と思います。



さて、思う存分、大好きな出雲のお菓子を作りました。
自分の感じたことを何かの形にすることは、とても楽しく幸せなことだなぁ、とあらためて感じました。



あなたの感じる出雲はどんなイメージでしょうか?



(著者 前川佳代、宍戸香美。かもがわ出版)




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