見出し画像

新卒で発達障害の僕が旅に出るまで⑤ 東京に行くかもしれん編

 地域おこし協力隊となるものの、求人詐欺にあい人手不足穴埋め隊として働いていた僕。当然のように転職を考え、転職先を探していた。

4月 地域おこし協力隊へ
5月 保守
6月 配置転換
7月 地獄の夏期間
8月 東京にいくかもしれん←今回!
9月 運命の感染
10月 焦りと女
11月 いざ札幌へ
12月 危険作業
2023
1月 無能、露わに
2月 無職と旅
3月 夢と生活(現在)
4月 行ってくる

1.キャリアプラン

 転職となれば当然自分のキャリアも変わってくる。それまでは地域おこし協力隊としてなにかしら実績を身に着けたり、蕎麦打ちの技術を身に着けて手に職をつけようと思っていた。しかし、転職となればこのキャリアも考え直さなければならない。
 このときの僕は、手に職をつけることと、独立可能性、自分一人で仕事を進められる、年間休日120日以上の4点を軸に転職活動をすすめていた。この4点の条件を満たす職業はなんだろうか。出した答えはセールスエンジニアや電気工事士である。ということでこの2つを軸に職を探してみることにした。
 職を探してみるものの、中々この4点を満たす仕事はみつからない。しかし、探せばなんぼかはあるので、求人のなかでピンときたものに応募してみることにした。
 応募すると、すぐにメールが送信され、面接までもとんとん拍子だった。面接もなんなく終わり、3日後には採用のメールがきた。

2.東京勤務かも
 求人票には半年間東京で勤務した後に札幌に帰っても良いと掲載されていたが、「面接の時に長く居る予定はあるか?」などと聞かれたので「一生はいないけどそれなりに長くはいる」と返答しておいた。
 このときの僕は、まあ2年くらい東京に行って、タイミングをみて札幌に帰ってくればいいや、なんて考えていた。というかかなり乗り気で、大学院行くと考えればありだし、観光しまくろうとも考えていた。さらには大学時代の友人は皆東京近郊に集結しており、東京から地元網走間にはピーチが通っていた。
 当初は東京なんて全く行くつもりが無かったが、何かの縁だし留学感覚で東京に行って見ることにした。あのときは本当に気分が高ぶっていた。
 例の"アレ"に感染するまでは、、。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?