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楽天の最新ニュース

皆んなが大好きな楽天シリーズを取り上げたいと思う。決算後株価も立て直し順調なようであるが、実態はどうなのか。

日経記事の図引用

事業者「苦しい措置」 EC出店料3割上げ

楽天グループは、インターネット通販サイト「楽天市場」の出店料を6月から約30%引き上げることを決定しました。この措置は、16年ぶりの料金引き上げで、人件費や電気代の上昇によるものです。出店プランに応じて料金が引き上げられ、出店者からはこの値上げが負担となる声が上がっています。しかし、楽天市場は会員数が1億人を超え、ポイントを利用した販促も強力であるため、出店する価値があると考える事業者も多いです。また、楽天はAIを使った販売支援ツールの導入など、出店者へのサポートを強化しています。国内の他の主要ECサイトと比較しても、楽天市場の出店料は割高感があるものの、サポートや販促の面では魅力があるとされています。

まず最大1000億円調達

楽天グループは、議決権や普通株への転換権がない社債型の種類株を発行し、初回として最大1000億円を一般公募で調達する計画です。この資金は、携帯電話事業の拡大により増加した社債の償還資金に充てられます。この新しい資金調達手段は、東京証券取引所プライム市場への上場を目指しており、既存株主の議決権希薄化を避けつつ、社債の特性を持ちながら普通株式のように取引できる利点があります。楽天は、今後の社債償還のための資金確保を目的としており、この動きは資金調達戦略の一環として位置づけられています。

通信事業者向けAIツール

楽天グループは、オープンAIと共同で通信事業者向けのAIツールを開発します。このツールは、ネットワークの不具合を事前に察知し、故障を防ぐ機能を提供することを目指しています。この開発は、楽天シンフォニーのオープンRAN技術とオープンAIのAI技術を組み合わせることで進められます。楽天は既にオープンAIとの協業を2023年8月に発表しており、AIを活用した業務支援プラットフォームも提供予定です。

ウクライナ通信大手と基本合意

楽天グループの楽天シンフォニーは、ウクライナの通信事業者キーウスターと基本合意を締結し、ウクライナのデジタルインフラ再構築を支援することになりました。この合意は、ウクライナの通信ネットワークに楽天シンフォニーの技術を導入することで、2024年内に支援を開始する予定です。技術導入には、異なるメーカーの機器を組み合わせる「オープンRAN」が活用されます。この協力は、ウクライナの経済復興を目指す一環として進められています。

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