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58歳からリスキリング!

製薬会社エーザイ一筋で働いてきた長井伸之さんは2023年春、58歳で憧れだった国際業務部門への異動をつかんだ。東京の本社に勤め、年下の上司のもと長男や長女と同じ世代の外国人スタッフと肩を並べて働くという興味深い日経記事があったので取り上げる。

要約文

長井伸之さんは、58歳で自分が憧れていた製薬会社エーザイの国際業務部門へ異動することができました。彼は入社以来エーザイでキャリアを重ね、医薬情報担当者(MR)として活躍し、41歳で部長に昇進しましたが、49歳で部長職を外され、現場に戻ることになりました。この経験を経て、彼は自らをリスキリングし、異動先で新たな挑戦を始めました。彼は通勤時間などを利用して英語を学び、TOEICスコアを800点台にまで上げました。長井さんは、年齢に関係なく学び続け、挑戦し続けることの大切さを、自身の経験を通じて同世代や若手に伝えたいと考えています。リクルートの調査によると、キャリアに自律的に取り組めている人は18.3%にとどまり、多くの人が何をすべきかわからないと感じていることが明らかになりました。

感想

リスキリングには明確な動機が必要です。具体的には、なぜその勉強をし、どのような将来を目指してそのスキルを習得するのかを明確にすることが、リスキリングへのモチベーションを高めます。動機を見つける方法としては、積極的に新しい行動を起こすことが重要です。例えば、セミナーに参加する、業界の異なる人と交流する、日常とは異なる活動に挑戦するなどが挙げられます。これらの経験を通じて、自己を客観視し、リスキリングへの意欲を掻き立てる機会を得られるでしょう。最も避けるべきは、仕事を単なる作業として捉え、日々のルーティンの繰り返しに甘んじることです。

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