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マイナス金利解除の影響

マイナス金利を説明し、解除された際の銀行への影響に関する記事があったので取り上げる。そもそも私はマイナス金利を正しく理解していなかった。下図の3層構造であることを知らなかった。もっとシンプルな仕組みになると分かりやすくてよいのだが。。。

日経新聞の図引用

大手銀、日銀からの利息収入に照準

日本銀行(日銀)が、マイナス金利政策の解除に向けて金融機関の当座預金の構造を変更することを検討しています。マイナス金利が解除されれば、ほとんどの当座預金に金利が付くようになり、大手銀行は資金運用の見直しを始めています。これまで日銀にお金を預けるとペナルティーとして利息を支払う必要があったが、新しい構造では、金融機関は日銀に預けた資金で利息収入を得られるようになります。これにより、銀行はより多くの資金を日銀の当座預金に預けるインセンティブを持つことになります。日銀の副総裁や幹部からの発言により、マイナス金利の解除が近い将来行われる可能性が高まっています。マイナス金利政策の解除と当座預金の構造変更は、金融機関にとって利息収入の増加を意味しますが、日銀にとっては利上げ時の不確実性や「逆ざや」リスクなどの課題も伴います。

銀行の預金残高

預金量トップ5

記事のデータ参照


ネット銀行の預金量トップ5

記事のデータ参照

感想

このデータだけを見ると、ゆうちょ銀行にとってマイナス金利解除が最も影響がありそう。なぜなら預金残高が約194兆円と多く、また貸出金額は約5.6兆円と少ないからだ。一方、ネット銀行は最近伸びているとはいえ、首位の楽天銀行で預金残高が約9.1兆円と少ない。
※2023年3月期の有価証券報告書のデータ

ゆうちょ銀行の株価

日経新聞の図引用

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